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8を迎えている。今年はヒグマが大発生して市街地の高級住宅街に毎日のように出没し、秋のイベントが複数中止になっている。北海道では毎年暮れに忘年会と研修会を企画しているが、今年は11月25日に実施を計画している。北海道の用紙流通量は平年の半分に満たない状況のようで、早く回復して欲しいと思う。・東北フォーム印刷工業会報告(佐久間会長)本来なら持ち回り理事会の主催会長として、皆さんをお迎えする挨拶をする予定だったが、震災の影響から急遽この金沢になった。来年は是非東北の地に皆様をお招きしたいと準備を進めている。来年は東北が40周年にあたり、式典準備を進めているので、来年は2回皆様を東北にお招き致したい。震災後の東北観光に関しては、宮城と岩手は復興を果たして明るい見通しでいるが、福島は例年の30%程度である。2012年の夏になっても40%程度の予測で、観光施設の約半数は廃業、もしくは倒産すると言われており、老舗の旅館が既に十数件廃業に追い込まれている。このような状況ですので、来年の紅葉の時期には福島においで下さい。皆さんへのお願いは、画家のはせがわ先生から「東北で私の絵を使って復興に役立てて欲しい」との大変ありがたいお申し出があり、時期的に少し遅いが、東北が事務局になって、CDケース入りのカレンダーを作る事を計画している。また、このカレンダーでは震災で飼い主を失ったペット(福島で300頭以上)がシェルターに収容され、世話をする資金が危機的状況にあり、このカレンダーの売り上げの20%を基金に充てたいので、ご協力をお願い致したい。・中部フォーム印刷工業会報告(杉山会長)9月の理事会では理事の皆さんと会食を行ったが、この中で話題の中心は用紙値上げと事業継続の問題で、協力すべき事項については推進について検討致したい。11月17日にはフォーム工連主催の技術セミナーで講演されたブライター・レイターの山下氏ぶのに時間を要する。それはゆっくり進行し、ある時点で受け入れられる。インターネットは多くの人々が使い始めるまで約30年かかった。「未来を破壊する」はイノベーションの定義である。多くのイノベーションはまだ起こっていない。イノベーションは好奇心と適応能力が乏しいビジネスに対してのみ破壊を起こさせる。印刷の未来ははっきりしている。落ち込み続け、労働者を道端に追いやり、経営者を退出させるであろう。破壊すべきもっと重要な未来をあなたは思いつくだろうか?破壊は行動の結果である。今は緊急の時であり、現状維持はおそろしい場所に導くだけである』委員会報告事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。●資材委員会・10月度用紙事情について報告●国際委員会・9月度米国レポートの報告●市場調査委員会・平成23年度市場調査アンケート実施について●技術委員会・「IGAS2011から学ぶ」セミナー開催●環境委員会・環境活動報告について各フォーム印刷工業会からの報告・関東フォーム印刷工業会報告(瀬戸会長)関東としては、日本フォーム工連が行なっている様々な行事について参加し、支援を行なっている。今、新しい動きとして支部単位で、設備を公開したり、製品についての情報を交換したりして、協力して市場を創って行こうとの活動が始まっている。・北海道フォーム印刷工業会報告(佐藤会長)北海道ではもう暖房に切り替えて紅葉の時期