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9を講師に迎えて、研修会を計画している。9月まで製造業を中心に実施した輪番制で生活のリズムが狂った状況が3カ月続いたが、冬の時期は正常に戻ったので、皆で協力して問題を乗り越え年末を迎えたい。・関西フォーム印刷工業会報告(清水会長)今日は関西工業会から4名が参加している。先日いわき市にある関連会社を訪問した。その地区には樹木が多くあったので、津波の被害には逢わなかった。この会社は今まで福島以外で行っていた印刷製造を、出来る限り福島で行うように変更しているので、非常に忙しい状況のようである。また、暑い9月にベトナムとカンボジアを訪問したが、ベトナムの人件費は中国の約1/3、カンボジアはそのベトナムの1/2である。ベトナムの人口は8,000万〜9,000万人で若い人が多く、平均年齢は45歳。まだまだ中国より遅れている。カンボジアはポルポト政権時代の影響もあり、平均年齢は約30歳と非常に若い。・大阪支部報告(溝口支部長)大阪支部では30数社の会員で構成され、積極的に様々な企画に参加頂いていた2社が経営の立て直しが行えず自己破産で脱退になってしまった。大阪支部としてはこの事態を防ぐことが出来なかった事を反省材料として、今後の活動に生かしたいと考えている。大阪支部では技術委員会主催のセミナーに先駆けて、会員以外の情報用紙に係わる業者さんに集まって頂いて、10月27日に「IGAS2011報告勉強会」を実施する。今、各社は何が必要なのかを皆で勉強しようと、勉強内容は「IGASの報告と注目ポイントと最新プリンター市場と技術動向」について講演予定であるが、現在各社から約70名の参加申し込みを頂いている。オブザーバー参加を代表して福島印刷(株)福島社長様ご挨拶今日は金沢での開催との事で佐々木社長様からのお誘いにより、2名で参加させて頂いている。会社としては石川県印刷工業組合に所属して、業態変革に取り組んでいる。今日の理事会でもフォーム印刷と言う言葉が出てこないが、フォーム工連も新しい方向を模索しているのではと推測している。当社も長年BF専門でやってきたが、BF専門では業容を拡大出来ないとのことから、14〜5年前から業態変革を進めて、一般商業印刷やダイレクトメールを手掛け、データプリントをダイレクトメールや事務通信などに応用して、なんとか業態変革が達成でき、BF関係が1/4になり、DP関係が約5割になった。今日は皆様と親しく交流させて頂きたいと思う。最後に瀬戸副会長より閉会挨拶があった。「瀬戸副会長挨拶骨子」今日の報告からも将来的になかなか安心出来ない状況ですが、コンピューターが誕生してから70年、日本で初めてビジネスフォームが製造されて65年になり、この発展によりフォーム印刷協議会として私たちの団体として生まれた。その後フォーム工連として組織名称に変え、非常な成長期もあったが、今はフォーム印刷業界ではなく情報処理業界と言った方が良い程に業態も変化した。しかし、フォーム印刷のニーズはあり、量的には少なくなるものの必ず残っていくと思う。この様な状況から今将来に向けて、業界のためだけではなく、ユーザーへの利便性やサービス提供のためにも、会員各社が協力出来る所から始めて行きたいと思う。次回平成23年度第7回理事会開催日平成23年11月10日(木)時間午後1時30分より場所日本印刷会館5階全印工連会議室を確認して閉会となった。