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10日本フォーム印刷工業連合会平成23年度第7回理事会議事要録議題(1)委員会報告(2)日本印刷産業連合会等関連報告(3)各フォーム印刷工業会からの報告議事冒頭、小谷会長の開会挨拶があり議事に入った。「小谷会長挨拶骨子」先月金沢で実施した持回り理事会は、地元から福島印刷様にもご参加頂き良かったと思う。NHKでも以前に放映されたようですが、無農薬にこだわる自然栽培を行なっている青森の木村さんの「奇跡のリンゴ」の本を最近読んだ。無農薬のお米や野菜はよく出回っているが、リンゴは大変難しい。木村さんは色々な方法で病気や虫を寄せ付けないように努力したがうまく行かず、生活に困窮するような状況に追い込まれ、自殺しようと山の中に入って行った。ふと山の木々を見ると、多少虫は付いているが元気に育っている。如何して畑のリンゴの木は虫がついて病気になるのかとの疑問から、山の木の根元を掘り返すと、畑のリンゴとは土が全然違う。畑の木の根元は土が固く、山の木は柔らかく腐葉土で雑草も生えっぱなし。今まで畑のリンゴの木は雑草など全部綺麗にし、農薬を撒いて病気を防ぐのが当たり前のやり方。しかし、木村さんはリンゴの木の根元に大豆などを蒔いて、根本に色々なものが繁り、土が柔らかくなるようにした。するとリンゴの木は根を張り、色々な虫も飛んで来るようになり、害虫も来るが害虫を食べる虫も飛んでくる。そういう自然の環境の中でリンゴを育てると、リンゴの木が確りしてきて、大変美味しいリンゴが出来るようになった。木村さんは人間も植物も甘やかしたらいけない。厳しい環境の中だから、木は根を張って養分を吸う。肥料を与え木を甘やかすと、根を張らなくても養分が吸収でき根も育たない。また、農薬を撒くと病気が防げるから、抵抗力がないひ弱な木になってしまう。人間も同じで、薬で養分や病気を治そうとすると、あまり良い人間が育たないのではと思う。私はこの大変厳しい経済環境が我々を育てるのだと思いたいし、厳しさの中で我々は頑張ってこそ強くなって行くのだと思う。委員会報告●資材委員会・11月度用紙事情について報告●業務委員会・10月度月次計算について・持回り理事会(第6回理事会)収支報告●国際委員会・10月度米国レポートの報告■平成23年11月10日(木)午後1時30分日本印刷会館2階201会議室■出席者(17名)小谷会長、瀬戸副会長、小谷(正)常任理事、中村常任理事、神崎常任理事、玉田常任理事、越智(大久保常任理事)代理、三枝(杉山常任理事)代理、清水常任理事、和田常任理事、林常任理事、佐々木常任理事、福武理事、石坂理事、谷島(西川監事)代理、吉澤監事、山口(専務理事事務局)