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9印刷振興賞片山進氏東洋紙業株式会社IPS事業部技術部技術課課長高畑信一氏北海道フォーム印刷工業会常任理事株式会社旭川ビジネス代表取締役社長（推薦理由）2010年より当連合会で推進する紙資源の無駄遣いをしない発注方法である「エコ発注」の推進役となり、委員会活動を通して会員各社に呼びかけ、この施策に協力する会員企業も増加するなど、より具体的な環境活動に対して多大に貢献。（推薦理由）平成２年に入会以降、永年にわたり北海道・道北地区の要としてフォーム業界の発展に多大なる貢献。平成20年からは、北海道フォーム印刷工業会の常任理事として地区工業会のみならず、連合会の事業活動にも積極的に尽力する。印刷振興賞を受賞してこの度、印刷振興賞の受賞におきましては、関係者の皆様、諸先輩方のご尽力ご協力によるものと深く感謝申し上げます。さて、私が商印事業部からビジネスフォーム事業部（IPS事業部）に異動し５年目となりました。以降印刷振興賞を受賞してこの度はこのような栄誉ある賞をいただき誠に有り難うございます。思えば開業当時から今まで、つらい時期も多く、近年ではリーマンショックや東日本大震災などもあり、景気自体が低迷し大変厳しい状況が続いております。来る2020年の東京オリンピックを起爆剤に、少しずつでも景気が好転することを期待しております。過去を振り返れば時代の流れとともに印刷の形も大きく変わってきました。昔は多くの時間や労力を割いていた作業も、より早く効率的に処理できる時代になり、自分が長年かかわってきた印刷という仕事も大きく進化してきたものです。昨今、時代は紙媒体からペーパーレスへと進んでおります。あらゆるものが電子媒体に移行してきている中、我々印刷に携わる人間はどのように未来を見据えて行くべきか、印刷の新たなニーズを探し創造していかなくてはいけないと考えております。そのためにも、大変微力ではございますが、これからも印刷業界に貢献できるよう努めていきたいと思う所存でございます。最後に、本誌をお借りして、今回推薦してくださった皆様に心より感謝を申し上げると共に、ここまで当社を支えてくださったすべての皆様、そして社員全員に心より厚く御礼申し上げます。株式会社旭川ビジネス高畑信一技術委員会のメンバーにも参加させていただいております。当時、弊社では高速のカラープリンターを導入し始めたところで、これからはカラープリンターの時代だと言われはじめた頃でした。確かにその頃からカラープリンターの進歩はめざましく、年々スピードや品質が印刷機に近づいてきました。最近の展示会等を見ますと、印刷機とプリンターを明確に分けることはもはや難しくなってきたようです。印刷機にプリンターを組り込んだバリアブル印刷機、大型のデジタル印刷機、プリンター＋レーザー抜加工機など、さまざまな技術が複合されています。それは商業印刷とビジネスフォーム印刷やその他の印刷と垣根がなくなりつつあることを意味しているように感じられます。様々な技術を複合して新たな印刷の価値を作る段階に来ているようです。このような環境の中、今後も技術委員会を通じてフォーム業界はじめ印刷業界に微力ではございますが少しでも貢献できればと思っております。東洋紙業株式会社ＩＰＳ事業部技術部技術課片山進
