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11が管理に工夫を重ね、意識向上につなげております。地球温暖化防止対策については、埼玉県「地球温暖化対策計画」に従い川本工場で該当するエネルギー(電力、灯油、LPG)使用量を適切に把握して、モニタリング状況を毎月各部署で情報を共有させて、種々の対策に役立てております。また、地道な取り組みになりますが、印刷現場で使用するUV装置の出力の見直し、蛍光灯からLEDへの交換、空調設備の稼動については室温設定の細かな管理、そして、節電の必要性について環境全体教育を実施するなど生産技術部門を中心に取り組んでおります。また、工場の5S活動については当社の5S推進プロジェクト活動に従い、管理層のサークルとしても活動項目に取り上げ、現場とスタッフ全てが参加した推進活動をして、職場環境改善に日々邁進しております。製造部門を中心とした関連部署で、最重要課題である損紙削減については、工場のコスト課題であるとともに環境にも大きく影響する環境側面と捉えており、環境目的並びに目標値を示し削減の活動に取り組んでおります。印刷現場における調整損紙削減、原材料供給に関わる損紙削減、品質トラブルに関わる再印刷などを厳密に管理しております。特に印刷時の立ち上げについては、製品毎に目標値を設けて無駄な作業を無くすことにより、必要最低限の用紙のみで印刷ができるしくみを構築しています。また、これらをスパイラルアップさせるために、QCサークル活動におけるボトムアップの仕組みから日々改善提案活動を実践して、少しでも改善できるよう努力しております。工場設立当初は、スタンダードな製品を自動化省力化の設備を使用して大量生産する時代でありましたが、製造品種の変化により、平成20年から川本工場はDPSをベースに、様々な加工を付加した製品へシフトしております。損紙低減の活動としてはプロジェクトを編成して、トッパン・フォームズグループ内で情報交換、施策の水平展開を活発に実践しております。これからも地球環境の保全が全人類の重要課題であることを認識して、今後も環境優良工場として恥じぬよう、環境保全活動を推進して参ります。トッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ(株)川本工場トッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ株式会社川本工場