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28ー動画を作成したことです」VanDynHoven氏は補足します。「このビデオによってWebCRDの影響は私達の部署にとどまらず、FoxValleyTechnical大学全体にわたることを顧客に証明してくれました」。WebCRDシステム導入してから1年半後にはプリント・サービス課は11,800件以上の注文を受けており、これは425名のユーザーが1回以上の注文をしていることを意味しています。そして、プリント・サービス課は平均して毎月115万部を印刷しています。成功の理由人々がどれだけ容易であるかを理解するにつれて、大学は外部の業者に依頼していた仕事や、多機能な事務機器や手作業で行っていたオフィスプリントを集約できることを期待しました。また、非常勤講師によるオンライン注文の仕事が増えることも期待しています。そうすれば講師がキャンパスに到着する頃には授業で使用する資料が出来上がっているからです。これらの目標を達成するために大学は次のような戦略を採用して、積極的に宣伝活動を行いました。・クリックカウントデーターを見直し、各学部と経費削減のための打ち合わせをする。そして製品とサービスについての認知度を高める。・大学の行事や企画提案会議に積極的に参加する。例えば、各学部と協力して大学主催のイベントで印刷物を配布する。また、大学内外のイベントで関連した話題を供給する。・フィードバックを集計するため、顧客サービス満足度に関するアンケートを実施する。そこで、顧客のニーズにどれだけ答えているか、将来の新しい企画提案にどの程度関心があるかを測定する。そして、すべての従業員グループに対して彼らの製品およびサービスの認知度を高める。大学はまたWebCRDのダイナミックなバリアブル機能を使って、明確にターゲットを絞った個人向け製品、名刺、バリアブルポストカード、および便箋などを製造しました。大学はこの新しい機能を利用して、何千通もの平凡な郵便を送るより、マルチチャネルコミュニケーション経由で、対象とした人々に興味深い印刷物を送る事を考えました。VDP(バリアブルデータ印刷)への取り組みは、毎年強化されていきました。2013年におけるプリント・サービス課の主な目標は、難易度の高いVDPに挑戦し、VDP効果への認知度を高め、各学部や大学全体の費用削減に取り組むことです。大学はまた、WebCRDのライブラリー内での顧客に対し、用意できるカスタマイズ可能なテンプレートの数を増加することを計画しています。「私達の将来の目標は受注に対して、製造するベストな方法や適正価格について顧客と決定するなど、顧客に対してのコンサルティングを通して、大学をサポートすることです。また、顧客の好みや選択肢について、彼らの本業におけるニーズを理解して、支援することも重要です。例えば、顧客が自分の資料を、カスタマイズ印刷した返信用の封筒と、他のカスタマイズした資料を同封して郵送したいと希望することもあるかもしれません。我々は単に注文を受注し、製造するということから、顧客のビジネスにおけるニーズを理解し、顧客を助けるというように考え方を変えていかなければいけません」と、Farrell氏は述べています。「この大学はテクニカルカレッジであるため、テクノロジー分野におけるリーダーであろうと務めています。私達は常により良い、より速いプロセスを採用しています」とVanDynHoven氏は述べています。「WebtoPrintこそが私達が探していたソリューションです」。同ソリューションは、ワークフローの自動化部門でPODiベストプラクティス特別賞を獲得しました。