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8年頭所感新年あけましておめでとうございます。旧年中は、関西フォーム印刷工業会の活動・運営に対しましてご支援とご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。印刷業界も、本格的にデジタル印刷機の普及にともない、大きく変化していく年になるのではないかと思います。適正な競争の中で社会・顧客の満足を得て、利益を出して初めて企業は存続できるのではないかと考えます。より役に立つための不断の努力が必要で、社会の役に立ち続けることが、企業の存在目的である。望むと望まざるに関わらず、環境負荷の小さな社会へ向けて社会は大きく変化していくと思います。印刷の分野では、過去ドイツの技術革新・成長が、日本にも多大な影響を及ぼしてきたと思いますが、エネルギー問題でも、再生可能エネルギーの輸入や電力の輸出といったことでも、日本は遅れているのではないでしょうか。日本のリニア鉄道の建設計画でも、ドイツは技術を持っていたが、建設断念した理由が、新幹線に比べて3倍のエネルギーをくうことが、なぜ伝わらないのかエネルギー問題を真剣に企業として考えなければ、GDPが上がってもエネルギー消費量が増えれば、温室効果ガス総排出量は、増えていっていることが、世界の中で日本は一番、国民の理解力不足ではないでしょうか。印刷業界から、エネルギー問題への提言をし、グリーン経済成長のリーダー業界になることが、我々の使命ではないでしょうか。あまり大きいことばかり言っても絵に描いたもちになりそうですが、積極的な行動こそが、企業存続の最大の力になるのではと考えます。社会貢献をしながら、社会をリードする業界が、フォーム印刷業界ではないでしょうか。これからも、フォーム印刷工連の発展と会員企業様の社員様の幸せのために、頑張っていきますので、よろしくお願い申し上げます。関西フォ−ム印刷工業会会長溝口剛司グリーン経済成長のリーダー業界へきるための「技術」「諸施策」「取り組み」は他の業界以上にこれまで蓄積してきたのではないでしょうか。すなわち、フォーム業界が発足して以来の製品であり、セールスポイントでもある、情報処理のための各プロセスで実現してきた「品質」「技術」「ノウハウ」は、『お客様の満足』を新しい形で実現するための市場創造に際しても基本となる考え方であり、我々フォーム業界こそが持つ大いなる強みではないでしょうか。勿論、IT技術の更なる進展等によって、情報の量、質、スピード、多様性、可変性は格段に上昇していますが、お客様や社会に有用な情報を発信していくという目的に向かって、会員各社が社業のあらゆる側面でのソリューションを進めることによって、我々フォーム業界の更なる発展を成し得るものと確信します。最後に、新しい年が我々業界にとって希望の年となるよう祈念しご挨拶とします。