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12は246%くらいなのです。これは、もとの日銀の総裁の福井さんが、火種として消さなければいけない非常に大きな問題である。そのためにいろいろな手で、増税とか消費税とかやってきますよね。そういう意味で「財務基盤」をきちっとしておいたほうがいい。それをぼくは8年間やり続けてきた。おかげさまでほとんど無借金経営をやっています。あと、もう一つは「社会に評価される企業」です。できるだけ社会的な活動をきちっとやっていく。そういうような企業でありたい。そういう意味で、ダイバーシティへの対応、「なでしこ銘柄」の受賞など、いろいろ受賞させていただいて、どうやって評価を得ようかなと、テーマで追いかけていたのですが、一つの結論が出たと思っています。これから成功するためには「顧客主導」というのを絶対忘れないことです。顧客主義、顧客満足度、これをいかにして上げていくか。それと、応援してくれているいろいろな個人的なつき合いとか、それに対するきちんとした対応、そういうところを確実にやっていく。そういう「外とのコミュニケーション」と「内とのコミュニケーション」との両方を本気になってやっていかないとだめなのです。ぜひとも、そういう意味で、このフォーム工連企業の123社が、先鋭的になりましょうよ。印刷業界をひっかき回すような存在に、123名の人間が動き回る。それぞれの委員会をただ単に発表する(ただ単に発表するというだけでも大変で、そういうふうに言われたらカチッとくる人もいらっしゃるかもわからないけれども)だけではなく、そこで新しい提言をやっていく。例えば「海外に於ける新しい商売のやり方を紹介する」。ぜひとも、そういうような「先鋭的な組織」になればなと願っています。我々は「これから印刷戦国時代に入る」と、そういう覚悟の上でやっていかなければいけない。「今までは親睦だったのが、一つ変わって先鋭的な会議の場になればいいな」と思っています。長々と話させていただきましたが「もうそろそろしゃべってもいいよ」というような声も聞こえますので、本日は少ししゃべらせていただきました。これが私のフォーム工連に思っているホンネです。繰り返しになりますが「フォーム工連企業は、世の中の血液にあたる、背骨にあたる部分をやっているんですよ。これは、ものすごく強いのです。これを理解しているのは、海外のほうが理解しているということです。我々の団体は人数は少ないけれども、メジャーな仕事をやっている」。ぜひともそういうことで各社に頑張っていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。どうもありがとうございました。北海道フォーム印刷工業会活動報告「西会長報告骨子」今日は、ようこそ北海道にいらっしゃいました。心から歓迎いたします。北海道印刷工業組合を中心に組織され、北海道印刷関連業協議会の中に北海道フォーム印刷工業会が加わっている。この北海道印刷関連業協議会の活動は、一年に一回札幌の流通センターで機材展を開催している。今年は9月4日〜6日まで3日間開催し、約5,000名の来場者があった。その他の活動としては新年互例会、ゴルフ大会が主な活動である。現在北海道フォーム印刷工業会は、正会員が10社、準会員5社、特別会員11社、計26社で形成されている。活動としては総会をはじめ、定期的に理事会を開催し、会員間の情報交換の場にするとともに、フォーム工連理事会の内容を伝える働きをしている。その他、ゴルフ親睦会や忘年会等を開催している。大震災時、北海道は紙の入手に苦労した時期が約半年続いた。この時会員各社に集まっていただき、共同で対応することで危機を乗り越えた。また、年一回ではあるが講演会を開催している。北海道は地域的に影響の薄い場所、土地は広大にあるが、商売になると厳しい地域でもある。会員として加盟していただいている各社が、長期的な視野に立って健全な経営ができるように活動を続けて行きたい。委員会報告●業務委員会(玉田委員長報告)・ソリューション営業力強化セミナー開催について