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139月3日、日本印刷会館会議室において、富士ゼロックス総合教育研究所による「ソリューション営業力強化セミナー」を開催した。参加者は18社(会員外4社)から42名が参加いただいた。このセミナーは通常2日間のプログラムであるが、特別に1日8時間に圧縮いただいた特別メニューの教育である。座学だけではなく、ビデオやロールプレイを用いて実践的な教育プログラム。今回の受講者に対しては、年内にフォローアップ研修を実施する予定である。・page2015出展企画の案内来年の2月4日から6日まで3日間、池袋のサンシャインセンターで開催される。今回も例年通り出展エリアを確保しているので、参加会員を本日から募集する。・「印刷産業関連データ活用セミナー」案内日本印刷産業連合会と共催で11月20日に日本印刷会館会議室にて開催する。講師は同連合会企画推進部部長の大島渡氏と、同連合会の市場調査委員長である岩岡正哲氏が講演される。●国際委員会(土屋委員長報告)・北米印刷事情レポート報告1.全米第2位Quad/Graphics社長ジョエル・クアドルッチ氏、印刷業界について語る2.印刷業界を一変してしまうゲームチェンジャー(パート2)(本レポートは会報「フォーム印刷」に掲載予定)●市場調査委員会(石井委員長報告)・平成26年度市場調査アンケート実施について平成26年度市場調査を実施し、61社から回答をいただいているので、11月の調査報告書発行に向けてアンケート結果を集計中。今回の調査報告で判ることは、平成25年の売上及び利益は少しずつではあるが回復傾向にあることである。特に、経常利益に関しては「10%以上向上した」と回答した企業が12%程度増加して37.8%になっている。この中身を見ると、売上が向上した要因は、昨年と同様に「得意先の業績向上」を理由としている企業が35.4%。「法制度変更に伴う受注の拡大」との回答が58.3%あった。利益向上の要因としては、「経費の削減」が68%、「人件費の削減」が36%、「売上の拡大」が32%であった。現在の課題としては、資材の高騰の影響を受けて、「購入資材コストの削減」が55.7%。「営業力・スキルアップ」が昨年同様77%と一位を占めている。興味ある分野は「DPS」から「システム開発・システム構築」に移行した。今回新たな調査項目としてダイバーシティを取上げ調査した。各社が「再雇用制度」「育児休暇制度」「短縮勤務」「女性社員の積極雇用」に取り組まれてはいるが、女性社員の雇用状況は「20%未満」が全体の64%で低い状況。さらに女性管理職の割合は非常に低く、「女性管理職がいない」と回答した企業が50%、「女性管理職が3%未満」の企業を合わせると80%を超えているのが現状である。本調査は今後とも継続的に調査して行きたい。理事会会場(ホテルニドム)理事会(櫻井会長挨拶)