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31活用セミナー会場り、2020年は7.4兆円まで縮小すると予測している。一方、ソフト・サービスは2000年が4.3億円、2010年は5.3億円と拡大し、2020年には7.2億円にまで達すると予測している。印刷市場を8兆円に持続していくには、ソフト・サービスも大きな力になる。印刷付帯サービスとして成長してきた企画・デザイン支援能力を、本格的なアウトソーシングプロモーション支援に拡大することや、電子出版分野やシステム設計・運営などのlT需要へ応えていくことが、今後の印刷産業の成長進化の可能性になる。私たちが持っている力というのは、「ものづくり力+サービス力」(MONOVIS力)。全産業を顧客に持つ唯一のマルチジョイント産業として、市場把握力、顧客維持力、差別化能力、アライアンス力、リスク対応力、再生能力、社会適応力、国際適応力などを大いに活用していくべきだ。今まで培ってきた自社の強みを生かした情報系サービスを展開し、他の業界を巻き込んだイノベーティブな業態変革のなかで、新たなビジネスモデルを提築していくことが出来るのではないであろうか。業務委員会(玉田健治委員長)は、11月7日に「羽田クロノゲート見学会とヤマトグループとのミーティング」を実施し、約20名が参加した。(ヤマトグループ参加企業:ヤマトグローバルエキスプレス株式会社・ヤマトシステム開発株式会社)羽田クロノゲートは羽田空港に隣接したヤマトグループ最大級の物流拠点として、2013年9月20日に竣工し、国内輸送をはじめ、航空輸送や海上輸送による国際物流など、陸海空の様々な輸送モードに対応する総合物流ターミナルだ。羽田クロノゲートの名称は、ギリシャ神話に出てくる時間の神「クロノス」に、アジアと日本の玄関口・出入り口を意味する英語「ゲートウェイ」を掛け合わせたことば。24時間365日稼動の物流ターミナルと、グループ各社が提供する付加価値機能の一体化で「止めない物流」を実現させる。1階・2階は宅急便・航空貨物の荷搬エリアで、時間当たり最大48,000個の荷物を仕分けるクロスベルトソータをはじ「羽田クロノゲート見学とヤマトグループとのミーティング」を開催業務委員会主催