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34なのか。比較的時間の取れる時期と、繁忙期で書類まみれになり、そちらの処理に時間を取れない時期と、両方のバランスを見て全体を整える必要があると感じました。今回取得に向けて社内で勉強会を開いたり、担当者を決めて準備したり等、社員の意識を高める効果があったと思います。今後この経験をもとに、より我が社らしい運用が出来たらいいと思います。製造業務部菅野友治どのような文書や記録が必要なのか、それをどう管理して運用すればよいのかを理解する事から始まりましたが、理解するにつれてあれもこれも必要ではと感じてしまい、なかなか文書類がまとまらなかった事に苦労しました。ですが、各作業フローを一から見つめ直す事で、必要な文書類や全体の流れが明確になったので、大変良かったと感じます。購買に関しては、今までの付き合いから仕入先を信頼して、品質より納期を優先に考えていましたが、自社製品の品質向上を図る上で、購買品の品質管理が重要な事を実感しました。全体としては定位置管理の意識が高まり、ISO取得以前に比べて見た目も良く、探す手間などが省け作業効率も向上していると思います。これからも継続、改善を繰り返して品質向上を目指したいと思います。整えてきました。ですが、ISOの講習を通じて学んでいくうちに、まだまだ不十分であったことを思い知らされました。なぜこういった取り組みが必要なのかという「理念」から理解すること、そして、それを組織の末端に至るまで浸透させること。これは、この講習を受けなければ難しい部分であったと思われます。個人ごとの作業の進め方の違い、判断の違いを擦り合わせていく中で、結果としてこれまで不足気味だった社員同士のコミュニケーションに繋がったのは、良い副産物となりました。また、各委員会(5S委員会・安全対策委員会・品質強化委員会)を設け、全員がいずれかの委員会に所属して活動するという仕組みにより、各個人が他人事ではなく責任感を持って行動するようになりました。正直に言って、今後もこのISOの活動を維持し続けていけるのか不安な部分もあります。ですが、まだ始まったばかりということで、現状に即していないところは見直しつつ、より良い職場環境を目指していきたいと思います。そのためにも、常に5Sの精神を念頭に置き、このISO9001の取得が会社全体の利益となるよう努力していく所存です。総務部福田千鶴子初めは懐疑的でした。実際に現場で使用できる文書の質や量になるのか、今のままでは駄目ISO内部監査員取得合格者キックオフ宣言トピックス