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101月22日、HOTEL椿山荘東京において「平成27年新春懇親会」を開催し、約230名が参加された。また、懇親会の前には「コンプライアンスを越えて」と題して新春講演会も開催され、企業倫理の重要性について学んだ。懇親会の開会あいさつに登壇した櫻井醜会長は、「時代は大きく変わってきたという認識をもち、しっかりした経営を心掛けていかねばならない。われわれフォーム工連は、様々な強さを活かしていくことができる。デジタル印刷を駆使した工夫、新しい印刷ラインを構築する力、フィルムや厚紙に印刷する力を持っている。そして大手しかできないことも我々はできる。それは『個』への対応であり、一人ひとりに対して、もっともふさわしいものを送ることだ。我々にはそれが可能であり、この分野が大きく伸びていく。フォーム印刷企業の活動はあらゆる場所に広がっている。これらの活動をバックアップする風土が我々フォーム工連にはある。会員の皆さんには、大きく活躍できる場を作っていきたい」と新年の抱負を話された。来賓からは経済産業省文化情報関連産業課の高橋淳子課長補佐が、「コンブライアンス、CSRは非常に広い意味合いがあり、賃上げや適正な取引価格により経済活性化の元になる」と述べた上で、昨年12月に改正された個人情報保護ガイドラインについて協力を要請した。関連業界からは日本印刷機械工業会の宮腰巌会長が、昨年スタートした設備投資促進税制の証明発行件数が当初予想の3割増しの2,400件を超えたことを報告。また、9月の“IGAS2015”について「フォーム工連からも出展いただくが、最新鋭の技術革新に触れていただき、ブランドオーナー様の発信する未来志向のマーケティング情報を捉える場として活用して欲しい」と来場を促した。日本印刷産業連合会の堀口宗男専務理事の乾杯発声で祝宴となり、交流が深められ、小谷達雄副会長の中締めでお開きとなった。平成27年新春懇親会を開催日本フォーム印刷工業連合会主催高橋淳子課長補佐宮腰巌会長櫻井醜会長懇親会会場Topics