日本フォーム工連・第6回(平成13年10月)理事会

持ち回り理事会、犬山市で開催

 日本フォーム印刷工業連合会の平成13年度第6回理事会が、10月18日(木)午後3時30分から愛知県犬山市の名鉄犬山ホテル会議室で開催された。

[1]出席者   

城戸会長、瀬戸副会長、山本専務理事、小林常任理事、日浦常任理事、柴藤常任理事、四條常任理事、池田常任理事、福田(学)常任理事、松田常任理事、渡辺北海道会長、笹氣東北会長、藤沼中部会長、川瀬関西会長、岡本九州会長、吉田理事、水谷理事、伊藤義朗(君田副会長)代理、丸田勝功(福武正廣理事)代理

オブザーバー

福田健蔵、原勝彦、槌谷英一郎、白尾光司、桑村安信、松本賢次郎、東田憲治、梶田正美、伊藤民康、浅岡信也、石川英治、西岡雅伸

以上31名

[2]議 題 

(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告

[3]議 事  城戸会長並びに藤沼議長の挨拶のあと議事に入った。

委員会報告

資材委員会(日浦委員長)

 平成13年度の事業計画の一つである資材セミナーの開催について、講師にフォーム印刷研究会の戸矢雅道代表を迎え、来年の2月14日(木)に東京・茅場町の鉄鋼会館で開催することとした。テーマについては現在検討中であるが、今回は資材関連に捕らわれず、BF業界の進む方向の一つとしてのアウトソーシングについて、BF業界がその受け皿としてどう対処していくのか、特にDPS事業の市場が成長して来ていることから、市場を健全に育てていくためにはどう対処したら良いのかなどといったところを取り上げて見たいと考えている等説明された。次に、日本製紙連合会がまとめた8月度紙速報について、景気後退を反映して低調な荷動きから紙合計の生産高は1,471,293t(前年同月比96.1%)、国内出荷高は1,401,573t(同95.2%)とともに7ヶ月連続の前年割れ、在庫は前月より11,000t増加した。価格は全般に「弱含み」から「弱い」に変わって来ている。また、製紙連合会が7月〜9月に行った製紙産業景況感調査について、出荷、在庫、稼働率、収益等業況の全ての項目で「良い」と回答したメーカーは一つも無かったということである。生産調整しているにもかかわらず非常に厳しい状況が続いている等報告された。

技術委員会(山本専務理事)

 平成13年度の事業計画の一つである技術セミナーの開催について、11月21日(水)に東京・茅場町の鉄鋼会館で開催することとし、(株)モリサワと昭和情報機器(株)の2社に講師の派遣をお願いした。テーマは未定であるが、プリプレスの現状と展望(CTP)並びにノンインパクト・プリンターの動向等を講演内容に考えている等報告された。次に、先月の理事会で承認された日本フォームエ連のホームページ開設について、来年2月の公開予定で進めている今後のスケジュールについて説明が行われた。なお、日本印刷産業連合会のLANに接続することとしたので、アクセススピードが速く、また、日印産連の情報担当者の技術サポートも受けられることになっている等説明された。

国際委員会(四條委員長)

 JBFA 2001年アメリカ研修旅行について、スケジュールの終盤で同時多発テロの影響を受けたが、それらも含めてIBFIには大変お世話になったので、過日IBFI会長宛て礼状を出した。また、IBFIの第48回AnnualMeeting&2001LeadershipConferenceが、11月3日から米国アリゾナ州ツーソンで開催されるが、米国における各種の催し物の75%がキャンセルされて壊滅状態になっており、1O月に入っても一向に改善されないとのことで、米国商務長官の通達付きで是非とも参加してほしいと要請状が来ている。当初参加を予定していたが、会社における危機管理の問題もあるので、現地の駐在員(トッパン・フォームズ)に出てもらうことにした等報告された。

業務委員会(柴藤委員長)

 平成13年9月度の月次計算書が説明され承認された。次に、四半期毎に行われている厚生労働省の産業労働モニター調査について、日本印刷産業連合会が厚生労働省に提出した7月分のモニター報告書並びに日本フォームエ連が日印産連に提出した10月分のモニター報告書の説明が行われた。印刷業に対するモニター調査は、日印産連が印刷1O団体からの報告をまとめて提出しているが、10月分の日本フォームエ連の日印産連への報告書では、10月並びに11月〜平成14年1月の業況の天気図的表現については、「本曇り」で評価し報告した等説明された。次に、JBFA2001年アメリカ研修旅行について、同時多発テロの影響で空港が閉鎖されシカゴに足止めとなったが、2日遅れの9月17日(月)に全員無事帰国した。また、研修報告書は追って会報に掲載するので参考にされたい等報告された。

市場調査委員会(池田委員長)

 三菱総合研究所に委託していたBF市場調査について、先週の11日(木)に三菱総研より「市場調査報告書(案)A4版約40頁」が委員会に提出され説明を受けた。その場でも意見交換を行ったが、さらに来月の委員会までに各委員が報告書(案)内容、特に推計数字等のチェックを行い、より信憑性の高い報告書として完成させることとした。本日の理事会では、2000年度の売上推定金額、売上金額の推移、品目別売上構成比、DPS/情報処理関連等に関する報告書(案)の内容について、また、自由意見の取扱い等について意見交換が行われたが、これらの意見を参考にしてさらに委員会で検討することとした。

日本印刷産業連合会等関連報告

 日印産連の環境対応二ーズ研究委員会福田学委員より10月11日(木)に開催された委員会の概要について、また、同市場調査委員会日浦勝好委員より10月17日(水)に開催された委員会の概要が報告された。環境対応二ーズ研究委員会については、年内に実施するアンケート調査に関する件、また、市場調査委員会については、見学会、講習会、印刷関連資機材データ、需要予測に関する件等が報告された。他に資料として、平成14年度税制改正についてのお願い、雑誌広告基準カラー説明会ご案内等が配付された。

各工業会報告

 各工業会から最近の厳しいマーケット状況、理事会、見学会、講演会、懇親会、会員動向等工業会活動状況並びに講演会懇親会、ゴルフ大会、忘年会新年会、周年記念行事等今後の活動計画等が報告された。また、オブザーバーから今回の持ち回り理事会の感想として、現場の意見が反映された議題が少なかったように思う。厳しい現場の状況と遊離したところで議論されているように感じた等の意見も出され、最後に瀬戸副会長の挨拶で閉会した。

 

 

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