日本フォーム工連・第7回(平成13年11月)理事会

'01年度BF印刷売上高、市場全体では横ばい予測

 日本フォーム印刷工業連合会の平成13年度第7回理事会が、11月8日(木)午後2時から東京・茅場町の「鉄鋼会館」会議室で開催された。

[1]出席者   

城戸会長、瀬戸副会長、君田副会長、山本専務理事、柴藤常任理事、四條常任理事、天野常任理事、松田常任理事、渡辺北海道会長、笹氣東北会長、藤沼中部会長、川瀬関西会長、岡本九州会長、吉田理事、浅井監事、日暮監事、花田和彦(両角常任理事)代理、西浦忠治(池田常任理事)代理

以上18名

[2]議 題 

(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告

[3]議 事  城戸会長の開会挨拶のあと議事に入った。

委員会報告

技術委員会(君田委員長)

 平成13年度の事業計画の一つである技術セミナーを今月の21日(水)1時半から東京・茅場町の鉄鋼会館で開催する。今回は昭和情報機器(株)マーケティング本部取締役副本部長の伊藤隆幸氏と(株)モリサワ営業三部カスタマーサポートセンター課長補佐の斎藤光隆氏の二人を講師に迎え、「ノンインパクト・プリンターの動向」及び「プリプレスの現状と展望(CTP)」のテーマでそれぞれ講演をお願いした。技術セミナーは、会員の技術向上の一助にと毎年企画しているので、多数の会員の積極的参加を願いたいと改めて要請された。次に、先月の理事会で説明した通り、日本フォーム工連のホームページ開設については、来年2月の公開予定で鋭意準備を進めていると改めて報告された。

国際委員会(四條委員長)

 IBFIの第48回Annual Meeting & 2001 Leadership Conferenceが、11月3日から米国アリゾナ州ツーソンで開催され、四條委員長(IBFI理事)に替わってトッパン・フォームズの米国駐在員がオブザーバーとして出席したとその概要が報告された。IBFIの実態は、2001年の収支は赤字となり、2002年も赤字の見込みで運営が苦しくなっている。また、大手会員のムーア、スタンダード・レジスター、R.R.ドネリー、ゼロックスなどが、事情は判らないが会費を滞納していること、また、ヨーロッパからは会費の値下げを要求されていることなど、2年後の50周年に向かっての会長の意気込みにもかかわらず、組織の存続自体にも影響しかねない厳しい状況にあるようだ。日本フォーム工連としても、これらの状況、サポート内容なども十分考慮しながら、今後の対応に配慮していく必要があろう等報告された。

業務委員会(柴藤委員長)

 平成13年10月度の月次計算書が説明され承認された。次に、平成14年の日本フォーム工連の理事会等会議日程が説明され原案通り承認された。平成14年度通常総会は6月13日(木)に開催予定、9月の理事会は「印刷の月」記念行事開催日に合わせて19日(木)にホテルニューオータニで開催予定、持ち回り理事会は、関東フォーム印刷工業会の担当で10月17日(木)に開催が予定されている。次に、会報「フォーム印刷」新年号への年頭所感・雑感等の寄稿について、年々寄稿が少なくなってきているので、是非とも多数の理事に協力を願いたいと改めて要請された。

市場調査委員会(山本専務理事)

 先月、三菱総合研究所から提出された「委託調査報告書(案)」について、一昨日(11月6日)、委員会を開催し、先月の理事会での意見を参考に、再度「委託調査報告書(案)」の内容、特に売上推計数字等のチェックを行ったと委員会の検討結果が説明された。サプライ消耗品、機器関連などを除くフォーム印刷市場の売上推計金額の推移については、1997年度の売上金額を1999年4月理事会で承認した3,950億円とし、以降2000年度までは前年比99%、2001年度及び2002年度は横ばいと予測したと推計根拠が説明された。これを受けて、意見交換が行われ、「概ね妥当」ということで承認された。なお、データの取れた年度分については、売上推移表の棒グラフの中を、DPS/情報処理関連と他の11品目とに二分して、DPS/情報処理関連の伸びが判るようにすることとした。また、「その他」の売上構成比が前回(1997年)調査に比べて13.0%と高くなったことについては、アンケート結果からは判断できないが、オンデマンド印刷、商業印刷等が増えて「その他」の売上構成比を押し上げていると思われると委員会の判断が報告された。他に、何件かの事項について検討が行われ、全ての懸案事項が理事会承認となったことから、これらについて三菱総研と最終打ち合わせを行い、早急に「委託調査報告書」の提出を受けて、会員用「報告書」を作成することとした。

日本印刷産業連合会等関連報告

 城戸会長より10月22日(月)に開催された日印産連の総務委員会の概要が報告された。2001年「印刷の月」記念行事開催結果について、2002年新年交歓会開催(1月8日)について、日印産連平成14年度主要行事日程(案)について、印刷産業環境優良工場表彰について、平成14年度調査研究事業テーマの選定について、その他数件の報告事項等が説明された。他に資料として、日印産連「2002年新年交歓会のご案内」、日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準説明会のご案内等が配付された。

各工業会報告

 各工業会報告各工業会から最近の厳しいマーケット状況、官公庁の入札関連問題、会費問題、説明会・見学会・理事会・講演会懇親会等の開催結果報告、会員動向について等工業会活動状況並びに講演会懇親会・ゴルフ大会・忘年会新年会の開催予定等今後の活動計画等が報告され、最後に君田副会長の挨拶で閉会した。

 

 

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