日本フォーム工連・第8回(平成14年1月)理事会

日本フォーム工連、ホームページ開催

 日本フォーム印刷工業運合会の平成13年度第8回理事会が、1月25日(金)午後3時30分から東京・目白の「椿山荘」会議室で開催された。

[1]出席者   

城戸会長、福田副会長、瀬戸副会長、君田副会長、山本専務理事、日浦常任理事、柴藤常任理事、四條常任理事、福田常任理事、渡辺北海道会長、笹氣東北会長、柳田西中国副会長、岡本九州会長、吉田理事、浅井監事、日暮監事、石渡宏侑(天野常任理事)代理、宮内逸兵(藤沼中部会長)代理

以上18名

[2]議 題 

(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告

[3]議 事  城戸会長の開会挨拶のあと議事に入った。

委員会報告

公正取引推進委員会(福田学委員長)

 先般、経済調査会より「フォーム印刷全国調査」についての結果報告があった。前回調査同様、市場は価格破壊で混乱しており、回答には大幅な差が出ているが、全体としては料金水準に特段の働きは見られず、基本的に従来と変化はないとのことである。また、関係各位より再検討の要請のある、「DTP普及に伴う版下料・製版料のあり方、DTPの今後の問題点、版下料の改善、印刷(折)料金の表示、製本・加工料金の表示、用紙価格の掲載」等については、検討を重ねそれぞれ改善を行ったとのことである等説明された。

資材委員会(日浦委員長)

 すでに案内の通り、2月14日(木)午後2時から「労働スクエア東京」会議室において、(株)フォーム印刷研究会の代表取締役戸矢雅道氏を講師に迎えて、「フォーム印刷市場の動向とDPS事業の展開について」のテーマで資材委員会主催の講演会を開催する。客観的な立場からの講演が期待できるので、ぜひ会員多数の参加を願いたいと改めて要請があった。用紙事情について、一昨年(平成12年)の11月、12月は、生産・出荷とも過去最高を継続しており、在庫状況も好調でメーカーは値上げの積み残しを含めて価格修正を考えていたが、その後状況が変わり、平成13年(1月〜11月実績+12月推定)の紙合計は、生産18,430(千)t(3.2%減)、国内出荷17,757(千)t(3.O%減)となり、平成12年だけでなく平成11年も下回る結果となった。印刷・情報用紙については、生産11,219(千)t(4.6%減)、国内出荷10,717(千)t(4.5%減)となって、平成11年も下回った等報告された。なお、毎理事会に提出されている「用紙事情説明メモ」は、今後、四半期毎の提出とし、その間の用紙事情メモはホームページに掲載することとした。

技術委員会(君田委員長)

 昨年、理事会で開設を承認された日本フォームエ連のWebメールサービスは、鋭意準備を進めていたが、2月20日(水)に開通する見通しがついた。ホームページ・アドレス、メール・アドレスが確定次第、会員各位に開設案内を行う予定である。サービス内容は@ホームページ、Aメール、B会員企業へのリンクとなっており、リンクについては各会員企業の自社ホームページをリンク集へ掲載する。なお、すでに理事会で承認されている通り、リンク集への掲載は有料(3,000円/年)とする。また、未だホームページを持っていない会員企業については、日本フォームエ連で作成サービス(有料)を行うことにしている等報告され、現在作成中の日本フォームエ連ホームページのメニューぺ一ジが紹介された。

国際委員会(四條委員長)

 IBFIの2002年〜2003年の戦略プランが紹介された。IBFIの強み・弱点・脅威などの状況分析、向こう2年間の戦略などが簡潔に整理されている。ただ、会員増強の問題、関連市場の他の団体との協調の問題など苦戦の状況も如実に表れている。また、48年間使ってきたIBFIという名称は、The International Association for Document Techno1ogies(IADT)に変更されることになった等報告された。

業務委員会(柴藤委員長)

 平成13年12月度の月次計算書が説明され承認された。定例外の支出として(社)日本印刷産業連合会への負担金2,O00,OOO円(第3期分会費)、日本フォームエ連ホームページ開設に係わる12月分支出として236,250円(什器備品費)が計上されたこと等が報告された。

市場調査委員会(山本専務理事)

 昨年末、BF市場の調査研究を委託していた三菱総合研究所より最終の結果報告があり、このほど冊子「デジタル社会のフォーム印刷業界に及ぼすインパクトに関する調査報告書」として取りまとめたと報告された。なお、本調査報告書は、前回同様に会員2,000円(送料別)、非会員5,000円(送料別)の有償頒布とすること、三菱総合研究所が実態把握のため実施したアンケート調査に協力した会員企業へ各一冊を贈呈すること等が報告された。

日本印刷産業連合会等関連報告

 日印産連の広報委員会の柴藤清三郎委員より、日印産連の広報活動全般について再検討を行っていた広報活動研究会(分科会)から提出された改善提案レポートの概要が報告された。ホームページを日印産連広報活動の中心媒体と位置付ける改善策、機関誌・PR誌の印刷物としての特性をより活かす方向での改善策、実行スケジュール及び経費概算、広報活動ポジショニング及びターゲットMAP等が説明された。他に資料として、東京労働局「所定外労働削減要綱」改定についての案内が配付された。

各工業会報告

 各工業会から最近の厳しいマーケット状況、官公庁の入札関連問題、理事会・忘年懇親会等の開催結果報告、理事会・講演会・新年会などの開催予定等、今後の活動計画等が報告され、最後に福田副会長がユビキタス(ubiquitous)・コンピューティング、ネットオークション等の時代を迎えて、BF業界は体質改善をどうするのかなど今後の課題等を述べて、午後4時40分に閉会した。

 

 

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