日本フォーム工連・第9回(平成14年3月)理事会

日本フォーム工連URL;http://www.jbfa.jp
会員からのリンク申込みも順調

 日本フォーム印刷工業連合会の平成13年度 第9回理事会が、3月14日(木)午後2時から東京・茅場町の「鉄鋼会館」会議室で開催された

[1]出席者   

城戸会長、瀬戸副会長、君田副会長、山本専務理事、日浦常任理事、柴藤常任理事、四條常任理事、福田常任理事、渡辺北海道会長、笹氣東北会長、藤沼中部会長、字都宮西中国会長、岡本九州会長、吉田理事、浅井監事、石渡宏侑(天野常任理事)代理、丸田勝功(福武理事)代理

以上17名

[2]議 題 

(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告

[3]議 事  城戸会長の開会挨拶のあと議事に入った。

委員会報告

資材委員会(日浦委員長)

 2月14日(木)午後2時から「労働スクエア東京」において、(株)フォーム印刷研究会の代表取締役戸矢雅道氏を講師に迎えて、「フォーム印刷市場の動向とDPS事業の展開について」のテーマで資材委員会主催の講演会を開催した。DPS事業については、取り組み状況が各社で異なることから、講演内容の受け取り方も、参加各社それぞれであったようであるが、参加申込者が会場収容数を大幅にオーバーするなど大変盛況であった。次に、用紙事情について、印刷用紙の市況は低迷が続いており、平成13年1月から12月の紙計実績は、生産18,385(千)トン(前年比△3.4%)、国内出荷17,737(千)トン(同△3.1%)でマイナス成長となった。また、フォーム用紙の平成13年実績は、生産359,811トン(前年比△2.7%)、国内出荷350,584トン(同△4.2%)と低調であった。日本製紙連合会による平成14年度の内需試算は、紙については18,976(千)トン(前年比0.7%減)、印刷情報用紙も前年比0.7%減となっているが、これは予測数値を使った試算なので、実績試算ではほぼ横ばいになるものと思われる。次に、日印産連が毎月発行している「印刷関連資機材データ」について、このデータ集は10,000円(年12回分)で頒布されているが、これまでも抜枠して会報「フォーム印刷」に掲載しており、今後もホームページを含めて掲載する予定である。日印産連のホームページ(http://www.jfpi.or.jp)にも一部掲載されているので利用願いたい等報告された。参照

技術委員会(君田委員長)

日本フォームエ連のホームページ(http://www.jbfa.jp)が、2月20日(水)に開通した。3週間を経過したところであるが、アクセス数は436と順調な滑り出しとなっている。会員企業のホームページへのリンク登録社数は、現在21社であるが、登録料(3,000円/年)はホームページの運用費用に当てられるので、多数の会員企業に登録をお願いしたい。次に、3月13日(水)に技術委員会の年度事業となっている技術座談会を開催した。今年度のテーマは、「印刷産業機械の将来展望(中・長期)について」で、ゲストにハイデルベルグ・ジャパン(株)鈴木浩二課長、富士ゼロックス(株)吉沢義明部長、(株)ミヤコシ仲正裕部長、ミューラー・マルティニジャパン(株)宮崎靖好部長の4氏を招いて、技術委員会の5名(日本ユニシス・サプライ、共同印刷、昇寿堂、トッパン・フォームズ、ビーエフ)と意見交換を行った。座談会記録は、追って会報及びホームページに掲載するので参照されたい等報告された。

国際委員会(四條委員長)

 IADT(The International Association for Document Technologies一旧IBFI)とのアフリエイトメンバー契約については、昨年、会員企業が個々に契約するダイレクトメンバー契約へ切替えてはとの意見が出されたが、会費減額で現状契約してほしいとのIBFIの意向を受けて、平成13年度一年間様子を見ることとした。一年が経過して契約更改期を迎えていることから、次年度の契約をどうするかが諮られ意見交換を行った結果、IBFIが新体制でスタートすることでもあり、もう一年様子を見ることとした。

業務委員会(柴藤委員長)

 平成13年2月度の月次計算書及び平成13年度の決算予測が説明され承認された。平成13年度の決算予測としては、2月末現在、支出の内の4科目で約50万円の予算超過となっているが、予算内で済むと予測される支出科目の予算残合計が約160万円超見込めるので赤字にはならないと予測している。収入については、「広告料」と「雑収入」以外は予算額通りの収入が見込めるが、この2科目で約90万円の減収が見込まれる等報告された。

日本印刷産業連合会等関連報告

 城戸会長より2月14日(木)に開催された日印産連の総務委員会の概要が報告された。2002年新年交歓会開催結果に関する件、印刷産業環境優良工場表彰制度に関する件、印刷用語集の発刊に関する件、その他数件の報告事項等が説明された。次に、日印産連の国際委員会の四條幹彦委員長より、昨年5月に北京で開催された世界印刷会議で藤田日印産連会長が提唱した「世界印刷技術者会議」について、来年9月のIGASに合わせて開催する予定で検討を進めていると概要が報告された。また、同市場調査委員会の日浦勝好委員より、3月19日(火)に霞が関東京会館で、マーケティング・セミナー「印刷会社の需要創造のためのマネジメント(講師 疋田聰東洋大学教授)」が開催されるので多数の会員の参加をお願いしたいと要請があった。

各工業会報告

 各地区工業会から最近の厳しいマーケット状況、紙市況、官公庁の入札関連問題、理事会、講演会等の開催結果などの報告並びに理事会・セミナー等の開催予定、新年度団体人事問題など今後の活動計画等が報告された。また、ネット入札の実情、大手企業と中小企業の価格差問題など低価格問題について活発な意見交換が行われたが、城戸会長から関東の工業会で改めて討議してみたいと締め括りの発言があり、最後に瀬戸副会長の挨拶で閉会した。

 

 

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