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ホログラム
ほろぐらむ / hologram
1948年イギリスの物理学者デニス・ガボール(Denis Gabor)により考案されたもので,光の干渉現象を利用,記録することにより三次元画像を表現する媒体。レーザ光線の発明でこの技術が飛躍的に進歩した。ホログラムの作成は一方のレーザ光線を被写体に当て,そのはね返った光線(物体光)と別のレーザ光線(参照光)を干渉させ,その干渉縞をフォトレジストに記録させて行う。ホログラムの種類にはレーザ再生ホログラム,レインボーホログラム,リップマンホログラム,マルチプレックスホログラムがある。通常の白色光で再生できることと,エンボス(型押し)加工により安価に大量生産が可能であることから,レインボーホログラムが偽造防止,包装材料,出版など幅広い分野で使用されている。