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9平成24年度第11回印刷産業環境優良工場表彰日本印刷産業連合会奨励賞東洋紙業株式会社習志野工場石坂満氏関東フォーム印刷工業会理事株式会社木万屋商会顧問(推薦理由)平成16年に日本フォーム印刷工業連合会理事に就任し、8年にわたり要職を務め、自社においてはGP工場認定作業への準備や、導入設備の紹介等、常に新しい取り組みにチャレンジされ、日本フォーム印刷工業連合会の様々な施策を先頭に立って実践され、団体運営に大きく寄与されました。この度は第11回印刷産業環境優良工場表彰におきまして、社団法人日本印刷産業連合会奨励賞の受賞を賜り、誠にありがとうございました。2007年に神奈川県大和市にある横浜工場が受賞して以来、習志野工場は東洋紙業としては2工場目の受賞となります。当社は1937年の創業より、商業印刷を中心にビジネスフォーム、情報処理サービス、出版、包材・POP、ホームページ制作等を手掛ける総合印刷会社として今日に至っております。習志野工場は1991年にJR京葉線の新習志野駅と海浜幕張駅のほぼ中間の準工業地帯に建設致し印刷振興賞受賞に感謝今回の受賞について、突然の内示で本当に驚きましたが、辞退することも失礼だと考え、喜んで受賞させていただきました。折しも今年は、木万屋商会が創業から40年目を迎え、10年間務めた社長を降りたところでの嬉しいサ代表として活動してまいりましたが、その間には原紙の大幅な値上げ、リーマンショック、東日本大震災と矢継ぎ早に業界全体として厳しい状況が続いたことを鮮明に覚えておりますし、現状も上記現象によるお客様のペーパーレス化の潮流の流れは変わっておらず、業界全体として今後も中々明るい将来を見通せない情況に変わりがないことを痛感しております。その状況下で業界として、今後どう活路を見出すかは個社努力も勿論ですが、一方では日本フォーム印刷工業連合会として、会員各社へ方向性を一つでも多く示していくことが責務ではないかと考えます。現在業務委員会のメンバーとして微力ではありますが、少しでも業界に対して貢献出来るように努力する所存であります。小林クリエイト(株)松尾富正プライズでした。私は社員のみんなに、次のようにこの受賞を報告しました。『この栄誉は石坂個人のモノではなく、たった30余人の中小零細企業の会社が、日常できる限りの自助努力で、PAGE2010の展示会に出展したり、今年はGP認定工場にチャレンジしたり、いろいろな行動の一環を「貧者の一灯」の働きとして、推薦された方が過大に評価してくださった。くれぐれもこの受賞を慢心することなく、謙虚に誠実に地道に、得意先さまに喜んでいただき、同業他社さまの「他人のモノは盗らず」を肝に銘じ、日本フォーム印刷工業連合会に所属させていただいている事に感謝し、団体のために、ますます協調性を発揮してまいりましょう』と話しました。重ねて本誌をお借りして、自社の社員全員と、フオーム工連事務局及びご推薦頂きました方々に、心より感謝を申し上げます。株式会社木万屋商会相談役石坂満