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9西中国フォーム印刷工業会は、今年から東中国フォーム印刷工業会と統合され、「中国フォーム印刷工業会」として活動することになりました。会員企業の所在地は、西から山口県、広島県、島根県、岡山県となりました。今回は、私の地元の広島県の話題です。広島県と言えば伏見(京都府)、灘(兵庫県)と並ぶ三大銘醸地となっております。しかし、日本酒の消費量は1975年の1,697,000k?をピークとして減少に転じ、2010年にはピーク時の4割弱に当たる632,000k?となっています。一方、焼酎は5倍に増加しています。これに対し蔵元、酒販店、飲食店、愛好家、地域住民、行政等が日本酒を守るため動き出しており、日本酒を活用した地域起こしが活発化しています。課題は多岐にわたりますが、まず蔵元が丹精込めて築き上げてきた、本物の日本酒の良さや素晴らしさを消費者に十分理解してもらえないことにあります。そこで広島県酒造組合56社では、[1.伝える人2.舞台設定3.ストーリー]を準備する。また、今までとは異なる角度から日本酒を日常生活に取り入れることで、新しいライフスタイルづくり(石鹸、化粧品、ドレッシングなど)を促進しようと考えているそうです。我々の工業会もそのような活動はできないでしょうか?私はまず会員企業20社の[2.舞台設定]を行って行きたいと思います。[1.伝える人]はフォーム工連の事務局で、[3.ストーリー]は会員企業で考えて行きたいと思います。最後にお酒の話に戻りますが2012年7月に、広島県が東京銀座にオープンしたブランドショップである「TAU」で25,000アイテムの酒を販売しています。是非立ち寄ってみて下さい。中国フォーム印刷工業会会長太田真義中国地区に交流の舞台設定を!年頭所感