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10新年あけましておめでとうございます。旧年中は日本フォーム印刷工業連合会、各地区工業会の運営および活動に対しまして多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。数年前から九州地区における工業会のあり方、活動内容を根本的に徐々に見直しつつ、会員・特別会員皆様の意思疎通に重点をおき取り組んでおります。おかげさまで多少、今までの業界のあり方や仕組みにとらわれないスタイル、意見が出るようになり、進化し始めた感があります。時間はかかるものです。「我々の業界はちょっと特別で…」とか「とは言ってもいろいろとしがらみがあるから難しいんですよねー」とかいう言葉をよく耳にします。この業界にいる自分たちで作ってしまった業界の悪い常識。こういうものが一番良くありませんし、個人的にも大嫌いです。自分たちの進化を妨げるものを自分たちで作ってしまい嘆いています。どの業界もそうですが、そこにいる人たちは「感じなくなっている」「気付かなくなっている」のではないでしょうか?よく、まちづくり・まちの活性化には「よそ者・若者・バカ者」が必要だと聞きます。これからの我々の業界、各企業を停滞感からワクワク感へ転換していくには、1.あまりしがらみが無く、いろんな角度でものを見れる人(よそ者)を積極的に活用し、2.行動力や機動力、更にアイデアや実行力と若々しい情熱をもった人(若者)を活用し、3.新しい文化を創造していくんだ!という愚直さを持ち、自らバカになって行動できる人(バカ者)を活用していくこと。そして、そういう環境を造っていくことが我々の使命ではないかと思います。凝り固まった思考を思い切って「断捨離」して原点回帰。そして働き方をワクワク感にしていきましょう。今年一年、明るい笑顔と前向きな姿勢で、皆様と共に顔晴っていきましょう。九州フォーム印刷工業会会長和田秀一郎停滞感からワクワク感へ!年頭所感