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18トピックス環境委員会(神崎委員長)では、11月19日に日本印刷会館会議室において環境セミナーを実施した。フォーム印刷はUVインキが開発された初期の段階からノンインパクトプリンタ適正に対応するため、UV印刷が主流になっている。このUVインキは乾燥性が高いこともあって、ローラー洗浄作業等では洗浄能力の高い洗浄液が求められていました。しかし、各社では環境問題をクリアーするため、有機則やPRTR法に該当しない洗浄剤に切替えて、有害性の低い洗浄剤への切り替えに積極的に取り組んでいる。この環境セミナーでは、会員企業5社((株)木万屋商会、トッパン・フォームズ(株)、光ビジネスフォーム(株)、東洋紙業(株)、(株)イセトー)から情報開示を頂いて具体的な取り組み報告を行ないました。さらに、関連メーカー5社(光陽化学工業(株)、(株)日研化学研究所、(株)T&KTOKA、東洋インキ(株)、テクノロール(株))から各社の製品開発の状況や、取扱についての説明を頂き、参加された約80名の受講者は多くの情報を入手することができた。さらに、参加者アンケートでは「ローラー洗浄等に関するメンテナンス方法をもっと知りたい」との希望が多数寄せられたので、2月13日には環境セミナーの第2弾として技術委員会主催の「印刷ユニット・メンテナンス実践セミナー」を開催する予定。「有機則・PRTR法に該当しない洗浄剤を使用した洗浄作業への挑戦」を開催環境委員会主催セミナーセミナーの風景