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27日本フォーム印刷工業連合会「市場調査委員会」では、「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」を平成23年5月に発行し、会員の各社ならびに関係業界でも取り上げられ、大変注目を頂きました。今回のアンケートでは、各社が取り組んでいる「現状の課題」と「今後の事業展開」について複数回答で求め、会員企業各社の置かれている状況や、今後どのような展開が有効と考えているか等、集計結果から非常に興味ある傾向を、今回のアンケート集計から見出すことができました。しかし、市場状況の低迷もありアンケート回答は前回実績(71社)を下回る66社(北海道地区:−4社、関東地区:−4社、関西地区:+3社、全体:−5社)の会員企業からの回答に留まりましたが、集計結果として回答社数減少による大きな影響はないように思います。また、前回アンケートから加えたBPOサービスへの取り組みや、産業用カラープリンタに関しての回答も昨年より変化しており、急速に変化しつつある市場環境を見ることができます。■フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書今後の経営の基礎として「新たなるビジネスモデル」と「様々なメディアに対するマーケティング」等への対応が求められておりますが、今回の調査結果が会員企業各社の今後の経営戦略に少しでもお役立て頂きたく思います。目次アンケート回答企業の概要アンケート結果売上・利益の傾向見的な要素を好み、また隅々までチェックして掘り出し物を探すのが大好きなのだ」とワンダフル・メディアCEOのベン・T・スミス4世は述べる。さらに同社では、ユーザーがフィードバックを依頼できる一連のツールを構築することを計画している。例えば、買い物客は自分のネットワークに「この2種類の靴で迷っているんだけど、どちらがいいと思う?」と質問できるのである。また「これに似た商品をもっと見せて」と言うこともできる。同じネットワークの人々が「これはとてもお買得」だと発言していれば、彼らが好きな他の商品を見ることができる。「ワンダフル・メディア」は、フェイスブックのオープングラフや、ツイッターやピンタレストが持つ関心事のデータベースも利用可能となる。このプラットフォームはデジタル領域において新聞の持つ信頼性を与えることにもなり、「印刷された新聞で過去127年間に渡って続けてきたように、デジタル版においてもショッピングにおいて我々が重要な役割を果たせることを、読者に示している。日曜版は、消費者の購買体験に大きな役割を果たしてきた。私たちの目標は、この結びつきを維持すること。我々が消費者に訴求できれば、広告収入もついてくる」と述べている。