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19タブレット端末への配信、下流部門ではコンパクト輪転機とKBAから新聞デジタル印刷への参入発表があり注目を集めた。新聞製作技術展“JANPS2012”は、3年ぶりに11月27日〜29日まで東京・有明ビッグサイトで開かれ、過去最多の60社、団体が出展し、来場者も1万2000人を超え盛況となった。上流部門では、我が国新聞メディアのデジタル化に対応したCMSやクロスメデイアソリューションが一堂に紹介された。下流部門では4×1新聞オフセット輪転機と、東京機械製作所がTKSJETLEADER1500による我が国初の新聞デジタル印刷を実演し話題となった(写真1)。これにより同社は「2012年新聞協会技術開発賞」を受賞し、さらに静岡新聞社から、我が国新聞社向け1号機を受注した。“page2013”は、2月6日〜8日まで東京・池袋のサンシャイン・コンベンションセンターTOKYOで開かれ129社が出展した。展示会、セッション、イベントにより「拡大!コミュニケーション支援ビジネス」向けの新製品、ソリューションの出展が相次ぎ、好評となった。デジタル印刷部門では、多品種小ロット、高付加価値向けデジタル印刷機や後加工機、アプリソフトが紹介され賑わった。■オープンハウス米国シカゴの新聞印刷会社NewWeb社は、“GRAPHEXPO2012”開催中の10月8日、9日に米国初導入のTKSJETLEADER1500による新聞印刷の実演を行い、業界誌にも掲載され世界的に話題となった。ミヤコシは、11月27日〜29日まで八千代市の同社クリーンルームで“OPENHOUSE2012”を開催し、“drupa2012”出展機など11機種を実演し約1500人が来場した。また、同所で11月26日にFFGSが新聞デジタル印刷、同30日にリョービが液体トナー枚葉デジタル印刷機を初実演し盛況となった。日本HPは講談社と連携して「デジタル印刷の力で出版に躍進を」テーマに、2013年1月26日に東京・目白のホテル椿山荘でカンファレンスと講談社ふじみ野デジタル印刷製本工場で我が国初の書籍デジタル印刷を実演し、海外含め多数参加し注目を集めた。■HunkelerInnovationdays2013世界最大のデジタル印刷後加工機ベンダーHunkeler社が主催する“HunkelerInnovationdays2013”が2月11日〜15日までスイス・ルツェルンで2年ぶりに開催された。パートナーとして「デジタル印刷機、後加工機、周辺機器、用紙、ITソリューション」写真1TKSJETLEADER1500の実演