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3センター企業情報部で印刷関連業界のM&Aを手掛けている青木裕氏が「M&Aを活用した勝ち残り戦略と成長戦略」について講演。成功のポイントは客観的に自社を見ること、そして、相手の立場で考えることの2点である」と話した。特別講演では後継者不在のためM&Aで法人譲渡した経験を持つ潟jッケイ印刷前社長の原田俊美氏が体験を語った。・6月14日からインテックス大阪で開催された「JP2012情報・印刷産業展」に、関西フォーム印刷工業会会員の野崎工業(株)、内外カーボンインキ(株)、レスター工業(株)、との共同出展。印刷物とAR技術の融合を提唱するAR推進グループ(日本フォーム印刷工業連合会、イクス、サイバネットシステム梶Aメタイオ、印刷之世界社)と共同でブース出展した。さらに、印刷を新たな側面から見ようとする立場から、日本M&Aセンター、(株)SOMARD、(株)プランも協賛した。・8月23日、自白の椿山荘で印刷図書館との共催で夏季講演会を開き、メディアデザイナーで著述家の坪田知己氏を迎えて「TheCommunication情報革命とは何か?」と題して、時代が求める情報伝達とコミュニケーションの本質とそのゆくえについて考えた。講師の坪田氏は日経新聞社でマルチメディア局企画開発部長、電子メディア局次長、日経メディアラボ所長などを歴任し、「日経電子版」の基本設計を手がけた。「情報化の本質とは感性が基礎であり、結局、人間開発。人間にとって情報力とは表現力であり、情報は関係の中を伝わり、情報によって関係が操作される。情報は関係を創造し深めることができる。すでにメディアの時代は終わった。今、人はメディアに依存しすぎ、あまりにもメッセージが粗末になり、大量情報の大爆発が起きている」と講演した。・1月24日椿山荘に於いて、クレイグ・カックス氏を招いて業務委員会主催の新春講演会「ファシリティーマネジメント(FM)による企業経営」を開催した。世界標準の遅れをとっている日本のFMの現状を示した上で「FMは会社の利益に直結する仕事。コストを切るだけでなく利益を作る仕事で、会社の文化を変え、企業の成功のためにある」と、総務業務の取り組みや改善が業績に好影響を与えることを説明。会社の文化の担い手は総務。「人が働きやすい会社、働くのが楽しい会社、社会貢献する会社、いろいろな文化を総務はつくることができる。毎年同じことをやっている管理総務から、目標を持って改善的発想を生む総務へと、日本の総務業務は変わることが急務。戦略的総務になるため指導し、手伝うところに私たちの仕事は必ずある」と、印刷会社が果たすべき役割があることを示した。参加した約100名の聴講者からのアンケートでは、「FMクレド15カ条」の連続講座に参加致したいとの希望があり、2月に2回に渡っての連続講座(6時間)を開催することとなった。非常に反響の大きな講演会を行なうことができた。・業務委員会と関東フォーム印刷工業会との共催で連続講座「ファシリティ・マネジメントによる企業経営」を3月21日(木)と28日(木)に2回に分けて、それぞれ3時間という長丁場で実施。延べ60人の受講者が集まり、クレイグカックス(FMパートナーズ・ジャパン社長)講師の個性豊かな話の中、ファシリティ・マネジャーとしての心構えなどに熱心に耳を傾けた。日本ではまだまだ定着していないFM(ファシリティ・マネジメント)だが、参加された経営層の