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4方々や、自社の総務業務の改善、顧客への総務業務の提案(BPO等)に携わっている方々にとって、FMはグローバルな視点から企業経営にきわめて有用性の高いものであることを、学ぶ良い機会となったと思う。FMを「施設管理」と訳されることが多いが、それはFMの一部の業務。実際はもっと広義で、経営的視点に立って総務全体の業務を有効・適切に計画・運営・管理し、ダイナミックな企業活動の展開に貢献する全体的な取り組みを指している。地方会員のために連続講座の同時Web配信を行なった。・今年で26回目を迎え、2月6日から3日間サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOにて開催される印刷技術展示会“page2013”に、トッパン・フォームズ(株)、(株)イセトー、(株)昇寿堂、太平洋印刷(株)、(株)木万屋商会の5社が出展参加をした。事務局展示としてネットワークOS「THE−座」、ファシリティ・マネジメント(FOSC)、ナレッジファシリテーション((株)資産工学研究所)を紹介するとともに、会報を約200冊配布。“page2013”への3日間の来場者数合計は64,760人とほぼ昨年並みであった。・会報「フォーム印刷」371号〜374号を発行、また、毎月ホームページを更新し、日本フォーム印刷工業連合会の活動内容および関連情報を発信した。◇資材委員会・用紙需給状況、景気指標、製紙産業景況感調査等を調査し毎理事会へ報告すると共に、会報、ホームページ等を通じ会員へ周知し、印刷インキ、段ボール原紙等の印刷資材についても需給動向を毎月理事会で報告した。・施設見学会として平成25年2月22日(金)、特別会員である(株)T&KTOKA埼玉事業所(埼玉県入間郡三芳町)を、会員約40名が見学した。油性インキ量産工場の見学では配合工程→練肉工程→調質工程→充填工程の順に行ない、中でもビーズミルと3本ロールによる練肉工程でインキの分散が進む工程を興味深く見学。同社が得意とする特練インキ製造工程の見学では、社内マイスター資格を持った社員による特練インキのカラーマッチング並びに製造工程の説明を受け、質疑応答も活発に実施。最後に国内販売代理店をしているオランダMPS社製UVフレキソ印刷機を見学した。◇国際委員会・米国BF関連情報の米国レポートを作成し理事会に報告。・平成24年5月3日より14日間デュッセルドルフで開催される印刷展示会の“drupa2012”に参加するため、印刷情報出版研究所と共同で、5月9日〜17日まで9日間の視察ツアーを企画。ツアーに同行するコーディネーターは、技術セミナーの講師もしていただいたブライター・レイターの山下潤一郎氏。今回の視察ツアーでは“drupa2012”会場視察に加えて、デンマーク、イギリス、オランダの各国を訪問し、企業視察を実施する計画。フォーム工連会員各社からは13名。共同開催全体では28名が参加。・6月27日に開催した視察報告セミナーでは、ブライター・レイター山下潤一郎氏から「デジタルをメインストリームに」と題した“drupa2012”報告と、視察ツアーに参加したトッパン・フォームズ且R本匠造氏と(株)イセトーの大塚啓史氏が企業視察を中心に報告した。書籍印刷ではヨーロッパ最大手で、欧州に17工場を保有し、デジタル印刷化を積極的に推進しているCPI社オランダ工場。5セッ