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6なく使いこなせると感じた」「多くの事例が紹介され、色々なことができることが理解できた」等の声が寄せられた。・平成24年11月に「有機則・PRTR法に該当しない洗浄剤を使用した洗浄作業への挑戦」をテーマで環境セミナーを行なったが、参加した聴講者から「より具体的な作業内容についての情報が欲しい」との要望が出された。そこで平成25年2月13日にインキ洗浄作業をより効率的に行なうため、東洋インキ(株)とテクノロール鰍フ技術者から、実践的な印刷周辺のメンテナンス手法を聞く「印刷ユニット・メンテナンス実践セミナー」を開催した。今回は印刷現場に的を絞って実演を交えたセミナーであったので、各社から工場現場の責任者の方々が多数参加され、継続してメンテナンスについて指導を受けたいとの希望も寄せられた。今回も地方会員のためにセミナーの同時Web配信を行なった。◇環境委員会・第11回印刷産業環境優良工場表彰について、会員企業へ応募促進の働き掛けを行なった。応募状況は前回を若干下回る54工場からの応募があった。日本フォーム印刷工業連合会会員として応募された東洋紙業(株)習志野工場が「日本印刷産業連合会奨励賞」を受賞。・日本印刷産業連合会としての取り組みである「地球温暖化対策の自主行動計画」及び、「循環型社会形成の自主行動計画」への取り組みに対して積極的に参画した。・環境セミナー「有機則・PRTR法に該当しない洗浄剤を使用した洗浄作業への挑戦」を11月19日、日本印刷会館会議室において実施した。フォーム印刷はUVインキが開発された初期の段階からプリンタ適正に対応するため、UV印刷が主流になっている。このUVインキは乾燥性が高いこともあって、ローラー洗浄作業等では洗浄能力の高い洗浄液が求められている。しかし、各社では環境問題をクリアーするため、有機則やPRTR法に該当しない洗浄剤に切替えて、有害性の低い洗浄剤への切り替えに積極的に取り組んでいる。このセミナーでは、会員企業5社((株)木万屋商会、トッパン・フォームズ(株)、光ビジネスフォーム(株)、東洋紙業(株)、(株)イセトー)から情報開示をいただいて具体的な取り組みの報告。さらに、関連メーカー5社(光陽化学工業(株)、(株)日研化学研究所、(株)T&KTOKA、東洋インキ(株)、テクノロール(株))から各社の製品開発の状況や、取扱いについての説明をいただき、参加された約80名の受講者に多くの情報を提供することができた。参加者アンケートでは「ローラー洗浄等に関するメンテナンス方法をもっと知りたい」との希望が多数寄せられたので、2月13日にはセミナーの第2弾として技術委員会と共催して「印刷ユニット・メンテナンス実践セミナー」を開催した。地方会員のためにセミナーの同時Web配信を行なった。・印刷現場の環境保全活動の一環として、オフセット印刷における洗浄作業の改善に取り組み「有機則・PRTR法に該当しない洗浄剤を使用した洗浄作業への挑戦」と題した環境セミナーを開催したが、会員各社で速やかにより健康や環境にやさしい洗浄作業が行なえるように、「有機則・PRTR法に該当しないUV洗浄剤の使用事例」を会報及びホームページで公開した。◇総会、理事会平成24年度は、通常総会1回、理事会9回を開催し、重要事項の報告、審議・決定を行