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15上げた。レーザーにより複雑なバリアブル縦・横ミシン加工、ダイカッティング、ハーフカット、バリアブル文字や絵柄の加工等を150m/分の高速で行なうことができるHunkeler社のレーザーモジュールHL6。米国Xerox社が買収を発表したiMPiKA社のインキジェットプリンターの紹介。米国のRRDONNELLEY社とKBA社が共同開発したインキジェットプリンターRotaJET76等、多岐に渡る内容となった。セミナー報告は、(有)メディアテクノス代表取締役井上秋男氏、ケイズカンパニー(株)代表取締役高橋龍男氏、(株)イセトー執行役員IT統括本部長和田英久氏、KBAジャパン(株)代表取締役副社長岡田修氏の各氏にお願いした。「ITの新たなトレンドが印刷産業にもたらすインパクト」平成25年度記念講演会1ITのトレンド2000年より毎年12月頃に、野村総合研究所として5年程度先のIT市場を予測する「ITナビゲーター」を発刊しております。昨年末に発行した「ITナビゲーター2013年版」では、19の市場規模予測のほか、ビッグデータの活用動向についても掲載致しました。このIT市場を分類すると4つの基本に分けることができる。@利用者と情報との接点であるデバイス(携帯電話スマホ・タブレットテレビゲーム機パソコン…)A情報を伝えるネットワーク(固定電話回線ADSL・光ファイバーケーブルテレビ携帯電話回線無線LAN(WiFi)…)B提供される情報・サービスが「コンテンツ」C提供のためのサービス基盤が「プラットフォーム」の4つである。宅配便にたとえると「荷物」が「コンテンツ」に、「トラックや代引き決済サービス」が「プラットフォーム」にあたる。デバイス(端末)市場の動向を見たい!@電話の枠組みを越えスマートフォンは、携帯電話販売の60%を越え、加入者開拓が飽和しつつある携帯電話市場を質的に転換している。車載情報端末やデジタルカメラ、タブレット端末との連携等で、他端末を取り込み、市場の境界を「浸食」していく。A地デジ後を模索するテレビについては、地デジ特需の反動で販売台数が低迷するものの、ネットとの融合を新たな切り口としたテレビのスマート化が進む。2017年には500万台相当のスマート“インターフェース”テレビ(ゲーム機、セットトップボックス含む)販売が期待される。(平成25年6月13日HOTEL椿山荘東京にて開催)