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23関西フォーム印刷工業会(会長溝口剛司)は5月16日、大阪市北区堂島ホテルにて「平成25年度定期総会」を開催した。総会では議案として掲げた「平成24年度事業報告並びに収支決算報告承認の件」「平成25年度事業計画案並びに収支予算案承認の件」が滞りなく承認されました。その後は、講師に三宅秀道先生をお招きしての講演会が行なわれ、会員企業、特別会員企業合わせて約80名が参加。三宅秀道先生は現在、東海大学政治経済学部専任講師を勤められ、2012年12月に東洋経済新報社より著書「新しい市場のつくりかた」を発刊されておられます。講演会は「新しい市場のつくりかた市場創造と新文化開発」というテーマであり、「価値はなにが決める?」「機能即価値とは限らない」といった興味深い言葉から始まりました。日々、お客様と接する我々にとっては、改めて考えさせられることばかりです。講演を拝聴し、テーマで掲げられていた「市場創造と新文化開発」が、わずかながらですが理解することができたと思います。引き続き行われた懇親情報交歓会と銘打たれたパーティでは、その名の通り、盛んに懇親と情報交歓を行い、更なる親睦を深めました。関西フォーム印刷工業会平成25年度定期総会を開催的に今年で40周年を迎えました。長きに亘りご支援ご協力を賜りました会員各社、関係先各位には改めて深く御礼申し上げます。また、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県という日本でも有数の工業生産、農業生産等の一大拠点である、この中部地区の会員と共に活動することを再認識し、当工業会に期待される役割を重く受け止め、会員各社様の更なるご協力、ご教授を賜りながら、議論を深めつつ、当会の活動を推進してまいります」と会員各社からの参加者に決意を語った。この後、議長に入野会長を選出して議案審議に入り、上程された4議案はいずれも承認され、併せて、平成25年度役員変更報告・選任を行ない新体制となった。総会終了後、午後4時より、記念講演会を開催した。講演会では経済評論家・大阪経済大学客員教授の岡田晃氏が「課題こそニーズだ〜2013年の景気展望と危機の時代を乗り切る企業戦略」をテーマに講演をいただいた。参加各社は講師の長い現場での記者経験と経済理論に基づく講演から、アベノミクスにおける「三本の矢」とは何か?重要なポイント、景気の動向判断等を学び、今後の経営戦略を探る上での指針となる「課題とは」「ニーズとは」について、具体例を交えた講演を通じて貴重なヒントを得ることができた。記念講演の後、懇親会を開催し、ご講演をいただいた岡田先生も参加され、会員相互の情報交換、参加者の懇親を深めました。記念講演会の風景