■ページ本文テキスト■

24関西フォーム印刷工業会(支部長溝口剛司)は6月27日に概&KTOKA大阪支店において、会員企業の18社から22名が参加し、プチ勉強会を開催した。T&KTOKA大阪支店の久保支店長様から、同社の歴史と商品の概要をお聞きした後、同支店内にある特ねりインキ工場の現場を見学した。1Kgから300Kgまでの特色インキの製造工程を案内いただき、そこで働く若者の、色を見分ける能力と、その色を作る技術の高さに驚かされた。コンピュータと色測計が算出する色の組み合わせを参考にはするが、最後は人間の目が一番信頼できるとのことであった。同社はUVインキで有名であるが、LED-UVインキや、インクジェット用UVインキも鋭意開発中とのこと。今後ますますビジネスフォーム業界とは密接な関係になりそうである。大阪支部“第37回プチ勉強会”を開催工業会だより関西フォーム印刷工業会(支部長溝口剛司)は4月25日にJPビル8階で、4月度例会に併せて、第36回プチ勉強会を、大阪支部会員の20社から22名が参加して開催した。今回のプチ勉強会は、株式会社JSPIRITS(ジェイスピリッツ)竹井聖浩様より「印刷通販会社の最新動向=WebtoPrintシステムとユーザー事例」をテーマに講演をいただいた。まずは印刷のEC通販サイトと、WebtoPrint(以下W2Pという)との違いを明確にした後、欧米に比して日本のW2Pの導入率の低さは日本の印刷受託習慣に起因するが、いくつかの商品に特化したBtoBのW2Pは今後増えて行く。総合的なECサイトは余程の確信がなければ先行組に勝つのは難しく、リスクが高い。BF業者としてはリピート受注や在庫品出荷依頼の窓口を顧客別に設け、基幹システムとの連携を保って省力化を図る道具としてW2Pの仕組みを有効利用するべきである。顧客サービスの向上を念頭に置けば、結果的に固定顧客の囲い込みと管理コストの低減が実現できるW2Pの利用方法となる、との主旨であった。大阪支部4月例会において“第36回プチ勉強会”を開催