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3新年あけましておめでとうございます。旧年中は、日本フォーム印刷工業連合会の運営および活動に対して、みなさまより多大なご支援とご指導を賜り厚くお礼申しあげます。今年は午年です。方向だと南、時刻だと正午、そして季節は夏を示す、明るく、活動的な位置にある年です。不透明な社会経済状況ですが、午年の示す明るい方向や季節にあやかって、この閉塞感を打ち破り、元気の出る輝かしい年にしたいものです。また、干支も後半に入り、今までの習慣、既成概念が大きく揺さぶられる転機の年となります。わが国の景気見通しに対する企業の見解は、「回復」が「悪化」を上回り、景気の方向感は改善傾向にあると考えている企業が多数を占めています。しかしながら、消費税率の引き上げを前にした駆け込み需要や、アベノミクス効果により好業績を示している業界がある一方で、必ずしも恩恵を受けきれていない地域・業界もあります。私たちの業界を取り巻く市場環境も、激しく変化しています。電子媒体やデジタル化が本格化し、既に、スマートフォンの普及は50%に迫り、高校生の80%に普及しています。このことに象徴されるようにデジタルメディアへの移行が急速に進んでいます。その一方では、昨年からダイレクトメールの需要が伸びているというデータもあります。「紙」の持つ情報伝達性も見直されています。フォーム印刷業界では、顧客のニーズが多様化し複雑化するなか、社会の変化に対応し、それぞれが、新たな方向性を見つけ出すことが求められています。本年も、日本フォーム印刷工業連合会の活動を通じ、各社の連携を深めて行きたいと思います。会員各社のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。みなさまのご健勝とご繁栄を祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。日本フォーム印刷工業連合会副会長小谷達雄新たな方向性をともに見いだそう!新年おめでとうございます。昨年は安倍政権が登場しアベノミクス効果によって株価が一気に上昇し景気回復が感じられた年になったようですが、大企業や輸出産業が円安によって収益を改善したもので、中小企業や一般国民に実感させるまでには至っていません。資源を輸入に頼らざるを得ない日本にとって、輸入価格の高騰が我々庶民生活の重荷になってくるのではないかと心配しています。また、消費増税の影響も景気の腰折れ材料にならないかとの懸念も拭えません。我々ビジネスフォーム業界を振り返ってみると、日本フォーム印刷工業連合会の会員数は残念な日本フォーム印刷工業連合会副会長関東フォーム印刷工業会会長瀬戸良教協業の実現を目指そう!