■ページ本文テキスト■

5野に入れて提案する力が求められています。例として、コスト削減課題に対しては、社内での出力から発送までの業務のアウトソーシングという視点だけでなく、周辺業務としてのデータ入力・加工・処理からアフターフォローまで含めたBPOでの受託。また、顧客獲得から優良顧客化までの一連のプロモーション活動などです。そうすることで、取引先の一つの印刷会社から脱却し、真のパートナー企業として認められることができると信じています。幸いなことに印刷会社は、多くの且ついろいろな業界のお客様と取り引をさせていただいています。これが財産であり、末永く大事にしなくてはなりません。ただ、この財産は変化していきます。我々も常に変化できる体質にしておく必要があります。この変化する力こそが一番重要とも言えるかもしれません。私たちの業界全体が、この力を身に付けて発揮すると“ソリューション産業”として、市場から認知していただけるのではないでしょうか。そのために、今後も業界を活性化し、発展させるために日本フォーム印刷工業連合会の活動を推進してまいる所存です。皆様の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。皆様の事業のご繁栄とご健勝を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。明けましておめでとうございます。旧年中皆様からいただきましたご厚情に御礼を申し上げるとともに、年頭に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。安倍政権が誕生してから一年が経ち、アベノミクスによる円安・株高、そして財政支出の影響が北海道にも少しずつ現れてきております。公共投資はもちろんのこと、観光でも円安とLCCの増便による東南アジアを中心とする外国人の来道数が18ヶ月連続で前年を上回り、冷凍ホタテなど海産物の輸出もうなぎのぼりです。そして個人消費も少しずつ前年を上回ってきているとのことです(あまり実感はありませんが)。首都圏と比べると景気回復の足取りは、とてもゆっくりしたものかもしれませんが、今年はこのトレンドを着実なものにする一年であってほしいと心から願っております。ということで、北海道フォーム印刷工業会も昨年末に正会員が一社増えました。正会員が増えるのは本当に久しぶりですが、景気と同じで「増える」というのは何か嬉しいものです。毎年地道な活動しかしておりませんが、今年もセミナーなどを通して会員同士が良い刺激をもらい合い、懇親の場を通して絆をさらに深めていけるような、そんな活動をしていきたいと考えております。フォーム工連そして会員企業の発展のために今年も頑張ってまいりますので、皆さんどうかご指導よろしくお願い申し上げます。最後になりますが、新しい年が皆様にとって健康で希望に満ちた一年でありますよう心からお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。北海道フォーム印刷工業会会長佐藤泰光会員同士の絆を深める活動を!