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12●資材委員会(山口専務理事報告)・10月度用紙事情について用紙全体の市場動向は出荷がプラス0.7%で、2ヶ月連続プラスの状況。用紙は増加傾向にあり、板紙もプラス0.4%であるが、新聞用紙はマイナス6.7%、包装紙もマイナス3.5%と低調である。印刷用紙国内出荷額はプラス6.7%で2カ月連続の増加、フォーム用紙とノーカーボン用紙の在庫状況は生産調整にも関わらず増加している。日本経済新聞に情報用紙の値上げ記事が掲載された。このような状況から上部団体である日印産連は「用紙値上げの反対表明書」作成の準備に入っている。●国際委員会(土屋委員長報告)・海外動向セミナー開催について10月22日、午後3時から日本印刷会館2階大会議室において、海外動向セミナーの開催を予定している。講演内容は、日本印刷産業連合会企画推進部国際担当部長の石橋邦夫氏からは“PRINT13”で開催されたセミナー内容を中心にお話をいただき、ブライター・レイター代表の山下潤一郎氏からは“PRINT13”に併せて開催された“BreakfastEvent”で「未来を破壊する」の著者のジョー・ウェブ氏の講演内容を報告。さらに、ラベル新聞社編集部フィールド担当チーフの中村真己氏からは“ラベルエキスポヨーロッパ2013”の展示会報告をお願いしている。・海外事例紹介PODiレポートではAPI-Marketing社の事例を報告した。●市場調査委員会(山口専務理事報告)・平成25年度市場調査アンケート実施について平成25年度市場調査を実施し、70社から回答を頂いているので、11月の調査報告書発行に向けてアンケート結果を集計中。今回の調査報告の特徴は「現在各社が抱えている課題」についての問いに対して、「営業力・スキルアップ」が79.7%を占め、「社内で強化したい部門」との問いについては72.7%が「営業」を上げていることである。●技術委員会(山口専務理事報告)・特別セミナー「インクジェット時代がきた」報告9月27日にトッパン・フォームズビル1階ホールに約180名が参加して、特別セミナーを開催した。大きな飛躍を続けるインクジェット技術を通じ、二十一世紀の「ものづくり」の原点を学んだ。講師の(株)マイクロジェット社長・工学博士である山口修一氏は、苦難に満ちたインクジェット開発の道を30年歩んできた大ベテランで、多くの企業や大学で講義を行っている。今回の講演タイトルは「インクジェット時代がきた!」としているが、「インクジェットものつくり時代がきた!」と表現した方が相応しいと前置きをし、「東証一部上場企業1,730社のうち、200社以上がインクジェットに関係した研究開発をしている。この事実はインクジェットに対する注目力だけでなく、今後もまだまだ伸びていく技術だ」と講演された。(講演の詳細内容は日本フォーム工連ホームページに掲載)・生産設備見学会(関東フォーム共催)を10月15日に(株)木万屋商会市川工場で開催する事を案内する。・「Windows7/8への低コスト移行術」協賛セミナーについて内容を報告した。●環境委員会(朝日委員長報告)・環境委員会主催セミナーについて報告エコ発注についての報告セミナーを当初10月に行う予定であったが、準備が整わず11月20日に延期することとなった。現在、エコ発注の実績報告をお願い致している会員企業は東洋紙業様、光ビジネスフォーム様、ビーエフ様、野崎工業様の4社。このセミナーでは、社内への周知徹底、お客様との商談経緯など、具体的な現場の声をお聞きできればと思っている。