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15加でプラス34.6%、海外需要を狙って用紙メーカー各社は東南アジア・オセアニア向けに輸出している。情報用紙はプラス7.8%、包装用紙もプラス2.7%で商品の流通が少し伸びていることが、用紙の動きから捕えることができると報告した。●国際委員会(土屋委員長報告)・海外動向セミナー報告10月22日午後3時から日本印刷会館2F大会議室において、約100名が参加して開催。(一社)日本印刷産業連合会企画推進部国際担当部長の石橋邦夫氏、ブライター・レイター代表の山下潤一郎氏、ラベル新聞社編集部フィールド担当チーフの中村真己氏が講演した。(各講演資料は日本フォーム工連のホームページに掲載)・PODiレポートGMデーブエラードソンからの掲載寄稿インクジェット技術が破壊的な技術として、オフセット印刷からデジタル印刷への移行が進行すると思っている。オフセット印刷機メーカーがインクジェット技術を獲得するのに加えて、デジタル印刷機メーカーも新しい動きを見せている。ゼロックス社(米国)が、Impikaのピエゾのインクジェット技術を獲得するために、Impika社を買収した。富士フィルム(株)は、FFEI社のラベル用インクジェット機を販売している。確実にプリント媒体の問題、画像品質、コスト、スピードとも改善されている。各社が大急ぎで良い市場を選択しようとしているように思える。しかし、市場の選択は容易だが、勝てる商品を開発し、強力で効率のよい販売網に乗せていくのは容易ではない。パートナーシップを追いかけるのであれば、鉛筆をお忘れなく!と少し皮肉を込めてデーブエラードソン氏のレポートは結んでいる。●技術委員会(林委員長報告)・特別セミナー「インクジェット時代がきた!」について価格改定について「10月21日出荷分より10%以上の値上げを目指す」との発表を受け、日本印刷産業連合会から「値上げ反対の表明書」を日本製紙連合会に提出することを報告した。委員会報告●業務委員会(玉田委員長報告)・10月度月次計算について・page2014出展参加者について来年2月5日から3日間、サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOで開催させる“page2014”に、太平洋印刷(株)、トッパン・フォームズ(株)、(株)昇寿堂、(有)TOOV、カワセコンピュータサプライ(株)、(株)木万屋商会、(株)イセトー、三郷コンピュータ印刷(株)の8社と、日本フォーム工連事務局より出展することを報告した。・平成26年度会議日程(案)について来期平成26年度のフォーム工連の「年間スケジュール案」を作成した。毎月開催する理事会は、原則として第2木曜日にしている。平成26年度の通常総会は6月3日にHOTEL椿山荘東京での開催を予定している。10月2日に北海道フォーム印刷工業会の主催で持ち回り理事会を開催。日印産連の「9月印刷の月」の記念式典は9月17日にホテルニューオータニで開催されるので、平成26年度第5回理事会はこの日程に合わせて同ホテルにて開催する。さらに、平成271月22日にはフォーム工連主催の新春懇親会と第8回理事会をHOTEL椿山荘東京で開催する計画である。●資材委員会(池田委員長報告)・11月度用紙事情についてフォーム用紙は11月に初めて前年より出荷量が増加している。景気の影響が少し出て来ているのかと思う。この傾向は消費税が上がる来年春までは続くのではないかと期待している。紙全体で見ると国内出荷がプラス3.5%で3ヶ月連続のプラス。しかし、新聞用紙はマイナスである。用紙輸出は13カ月連続の増