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10トピックス日本フォーム印刷工業連合会(櫻井醜会長)は1月23日、HOTEL椿山荘東京で「平成26年新春懇親会」を開催し、約210名が参加された。挨拶に立った櫻井会長は「われわれは漫然として機会を待つのではなく、目標を立てて新しい分野に挑戦し、業界を超えて日本経済をリードする意気込みで、業界の発展につながる活動をしていきたい。私たちの団体は小さな所帯ではあるが、各社各様の独自技術や匠の技術を持っている。その独自技術の強みに焦点を当て、自社を如何に成長の波に乗せ、成長戦略を描くことができるかが今後の勝負になる。市場の洞察力に裏打ちされた明確なビジョン、それに基づくトップの強力なリーダーシップによる“新たなる挑戦を開始する”ことが、業界の発展につながる」と呼びかけた。経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の仲舎菜子課長補佐は「印刷産業をめぐる環境の変化は厳しい状況の中ではあるが、昨年2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定や、富士山の世界文化遺産登録など、印刷産業にも関わりをもてる明るい話題も多かった。できることには限りがあるが、政府としても中小企業の皆様を支えていくので、印刷産業や日本経済をけん引していく気構えで、様々な施策を利用して頂きたい」と要請した。日本印刷産業機械工業会の宮腰巖会長は、昨年10月に開催した“JGAS2013”について「デジタル印刷をはじめ、多くの新しい技術と新しいビジネスの形を紹介でき、活気に満ちた展示会を開催することができたことに感謝する」と述べるとともに、2015年9月11日から16日まで開催する“IGAS2015”について「4年に一度の世界4大印刷展示会に相応しく、魅力ある展示会にしたい」と抱負を語った。さらに、「産業競争力強化法の施行に伴う生産性向上設備投資促進税制の適用が開始されるので、証明を受けた先端設備の導入を積極的に行なっていただきたい」と設備投資を促した。日本印刷産業連合会の草野司朗専務理事の発声で乾杯。日本フォーム印刷工業連合会の小谷達雄副会長の三本締めで閉会した。櫻井醜会長経済産業省課長補佐仲舎菜子氏平成26年新春懇親会を開催日本フォーム印刷工業連合会