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14・日本ベンダー健闘ビッグネーム不参加の中で、出展規模No.1のコニカミノルタ、No.2の富士フイルムをはじめ大日本スクリーン、エプソン、RISO、沖データ、ホリゾン、デュプロ、内田洋行が最新製品を紹介し注目を集めた。また、小森コーポレーションは「EcoZone」のスポンサーとして枚葉オフセット印刷機を出展するなど、わが国のグラフィックアーツ技術の底力を示し好評となった。・表面加工処理、後加工機に注目“drupa”から2年経過したことで、プリプレス、プレス部門では新製品よりも実用製品の出展が相次いだ。ポストプレス部門では、立体的なスポット加工による印刷物の付加価値向上やコンパクト後加工機が多数紹介され注目が集まった。部門別出展状況@プリプレス会場内にCrossMediaProductionゾーンが設けられ、中小ベンダーからパブリッシングソフト、WebtoPrintワークフロー製品などが出展された。コニカミノルタ、富士フイルム、大日本スクリーンからも最新のワークフロー製品が紹介され、デジタル印刷機と連動した多彩なソリューションを実演。大手のEFIはWebtoPrint、処理自動化、工程管理のアプリケーションやワークフロー製品を実演した。Aデジタル印刷機主要ベンダーからトナー・インクジェットデジタル印刷機の最新製品が多数出展され、様々な印刷物の実演によりビジネスモデルを紹介した。・富士フイルムは「PowerofInkjet」をテーマに、枚葉IJデジタル印刷機JetPress720、連帳IJデジタル印刷機JetPress540W、シールラベル印刷機Graphiumを出展。ブースを「プリントショップ」として位置づけ、カレンダー、パンフレット、雑誌、書籍、ラベル、マニュアル、ポスターなど様々なデジタル印刷を実演し注目を集めた。会期中、会場で毎日配布する「IPEXDaily」をJetPress540Wで約5,000部印刷し、ホリゾン後加工機で製本した。なお、JetPress720はオランダの印刷会社への販売と、Graphiumへの引き合いが話題となった。・コニカミノルタはIPEX最大ブースに「GetExtrapowerandEnableyourBusinesstoTransformitself」をメインテーマに出展。最新トナーデジタル印刷機buzhabpressシリーズと各種後加工機と連動して「WebtoPrint、クロスメディア、ワイドフォーマット、ラベル印刷、パッケージ、写真集、トランスプロモ」などを13のコーナーで紹介。また、小森コーポレーションと共同開発した「UV枚葉インクジェット印刷機KM-1」を1日3回実演し多数来場して賑わった。・大日本スクリーンは連帳IJデジタル印刷機TruepressJet520によるパンフレット印刷、デジタルラベル印刷機TruepressJet350UV、ワイドフォーマットプリンタTruJetW3200UVによるサイン、POP印刷を実演。TruepressJet350UVは会期中にSpringfieldと販売契約しヨーロッパ初導入を発表した。・エプソンはワイドフォーマットプリンタ、デジタルラベル印刷機、テキスタイルプリンタ、プルーフプリンタなど最新全10機種を一堂に出展。・Risoは新製品のフルカラーIJプリンタComcolorX1シリーズを出展し、生産性、品質、ローコストを紹介。ベーヴェシステックとの共同開発によるシームレス封入封緘を初出展。・沖システムは業界初の新製品5色デジタルLEDA3プリンタを出展し、白インクによるフイルEFIブーストピックス