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16トピックスハワイ報知社「わが国新聞界初のデジタル印刷機」始動はじめにわが国のデジタル印刷は、フォーム印刷から商業、シールラベル印刷へ進み、最近では出版、新聞印刷分野へ拡大している。このほど、静岡新聞社は関連会社のハワイ報知社（ホノルル）に、わが国新聞界初の「デジタル印刷機」を導入し、国内外で注目を集めている。ハワイ報知社ハワイ報知社は1912年に日本移民の地位向上のために創設され、一昨年に100周年を迎えた。ハワイ州唯一の日本語新聞「ハワイ報知」や英字紙「HawaiiHerald」などを発行し、現地日系人やビジネスマンに愛読されている。1964年に静岡新聞社の経営支援を受け、現在は静岡新聞グループの一員として、ミニコミ紙、タウン紙を含め29タイトルの制作・受託印刷を手がけ、ハワイでは重要な新聞・印刷企業となっている。デジタル印刷機の検討・導入ハワイ報知社は46年前に導入した４色オフセット印刷機が老朽化したことで、次期印刷機について静岡新聞社とハワイ報知社が連携して「コスト、品質、運用、設置条件」などを検討した。その結果、デジタル印刷機を導入することになり、機種として「東京機械製作所製TKSJETLEADER1500」を選定し３月９日に現地で始動式を行った。海外情報現在の制作・印刷状況①体裁：タブロイド判21（4頁～40頁．12,16,24頁中心）、マガジン判５（24頁、64頁）ブロードシート判３（6頁、12頁、14頁）。②発行サイクル：月刊２（土日除く）、週刊２，月３回１，月２回８、月刊10，隔月１年４回３、年２回２。③部数：500部～29,000部。単純平均で9,000部。④用紙サイズ（幅インチ）：現在は13.75、14.5、27.5、29、32、34、35をデジタル後は13.75、14.5、16、17、17.5、21.5に現状は１日に２～５タイトル印刷。イレギュラーな印刷物を加えると年間40タイトル程度印刷導入機種TKSJETLEADER1500を１式導入。同機は両面４色を最高印刷速度150m/分、最高印刷解像度は600×600dpiで印刷可能。また、バリアブルフォルダーとチョッパー折装置をインライン接続してカ
