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20工業会だよりますが、そういったことを考える勉強をこのタイミングで得ることができて良かったと思います。受講生M氏ISO認証取得講座を受講して大変勉強になりました。今まで品質管理の方向性を社員で見直す機会がなかったので、各部門で責任を持ち、品質向上を目指すチャンスになったと感じています。また、自分自身でも理解していないことや、一人では改善したい部分について声を上げられずにいましたが、ISOによって皆で力を合わせ、小さいことからでも少しずつ良い職場に変わるため、さらに理解を深めたいと思います。受講生Y氏今回の講座を受講して会社の経営方針を改めて認識し、自分の目標を明確にするとこができました。社員全員が会社の方針を周知し、同じ方向を向いた状態で仕事を進めていけるということは、ISOの研修を受講する前と後では大きく違うと思います。今後、様々な事項を文書化していくのは、初めはすごく大変なことかと思います。しかし、基盤をしっかりさえしておけば、今後何かあった時や新入社員の方々が入った際にも活かせるのではないかと思います。注:ISO認証取得連続講座の受講中に、受講者にお書き頂いた感想文を生かしながら、まとめさせて頂きました。東北フォーム印刷工業会東北フォーム印刷工業会(佐久間信幸会長)は1月21日(火)、仙台市ホテル白萩にて役員会、新春講演会及び新年会を開催した。講演会には20名が参加し、「女性のチカラ」と題し、東北大学大学院教授の大隅典子氏が講演され、日本再生の鍵として女性の力をどう生かすべきか等について聴いた。大隅氏は、1998年より東北大学大学院医学系研究科教授(現職)、2006年には東北大学総長特別補佐(男女合同参画担当)に就任している。男性と女性には性差があり、それぞれに別の能力平成25年度第5回役員会・新春講演会並びに新年会を開催がある。分野によっては男性より優れた部分を持っている女性の能力を生かす仕事をしてもらうためには、育児の負担が大きい女性を助けるための社会インフラが必要だということを、外国の成功例も交えて説明された。また、昨年2013年は東北大学が、日本で初めて女子学生の入学を許可した1913年から、ちょうど100年という節目の年であった。東北大学は当時から女性への門戸開放に積極的で、現在も男女共同参画委員会や女性研究者育成プロジェクト等を運営したり、学生や教職員が利用できる学内保育園を開設するなど、様々な形で女性研究者を支援している。最後に女性の積極的登用が企業の力をアップすることを訴え、参加者は自社の現状を考えながら、真剣に大隅氏のお話に耳を傾けていた。講演会の後の新年会では21名が参加し、大隅氏への質問や、情報交換をしながら、楽しい懇親のひ講演会に先立ち佐久間会長の挨拶講師の大隅典子先生とときを過ごした。