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9る。(株)モリサワが開発した可変印刷ソフト「MVF」の紹介。GMC社の高性能バリアブル組版アプリケーションソフトの「GMCInspire」を手掛けている(株)ポーラ・メソッドからは、PDFプリントをサポートする「PDFport」について紹介。ピツニーボウズジャパン(株)からは、様々な形式で保存されたデータを編集して形式変換ができ、印刷物、郵送物、電子帳票のプリント業務等に対して一元管理(ADF:AutomatedDocumentFactory)を可能としたEmtexソフトウェアの紹介を受けた。・技術委員会主催の特別セミナー「インクジェット時代がきた!“液晶テレビも骨も作れる驚異の技術”」と題して、9月27日、汐留のトッパン・フォームズビル1階ホールに約180名が参加して開催した。苦難に満ちたインクジェット開発の道を30年歩んできた大ベテランで、多くの企業や大学で講義を行っている(株)マイクロジェット社長山口修一氏(工学博士)から、大きな飛躍を続けるインクジェット技術による二十一世紀の「ものづくり」の原点について学んだ。同氏は最後に我々に向けて『技術が皆の手に渡れば、次は感性・デザインセンスの時代。これからの「ものづくり」は、個人や中小企業でも勝負ができる時代になってくる。高付加価値なカスタマイズ品を、どのようにユーザーが望むものに仕上げるか。日本のおもてなし力には、顧客の要望を気持ちよく満たす力があるはずだ。私はまだまだ「ものづくり」への挑戦を続けていく。皆さんもぜひ、私と共に挑戦をして欲しい』とエールを送られた。◇環境委員会・第12回印刷産業環境優良工場表彰について、会員企業へ応募促進の働き掛けを行った。今回の印刷産業環境優良工場表彰では16工場が表彰され、日本フォーム印刷工業連合会からは、トッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ(株)川本工場が、「日本印刷産業連合会会長賞」を受賞された。・日本印刷産業連合会としての取り組みである「地球温暖化対策の自主行動計画」及び、「循環型社会形成の自主行動計画」へ積極的に参画した。・市場調査委員会との共催によるセミナー「エコ発注への取り組み」を11月20日、日本印刷会館において開催した。野崎工業(株)社長平松敬康氏と、東洋紙業(株)IPS事業部技術部課長片山進氏が報告を行った。平松社長は工場内の小巻在庫の無駄をなくす「巻取り取りきり生産」についで、『保管場所を専有し管理費もかかる小巻で、顧客に協力を求めている。また、直近の出荷状況山口修一氏平松敬康社長