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各種統計
●平成30年(2018年)工業統計を基にした日本の印刷産業の概況を掲載
1. 印刷産業の位置・規模(平成30年(2018年)工業統計 産業編)
2017年の事業所数、従業員数、製品出荷額等を調査した経済産業省「平成30年(2018年)工業統計」が2019年8月09日、23日に公表されました。
8月09日に公表された「産業編」によると、印刷・同関連業(印刷産業)の従業員4人以上の事業所数は、製造業24業種中、金属製品、食料品、生産用機械、プラ製品、繊維に次いで6番目に多く、全製造業の5.4%(2018年調査時点)を占めています。
また、従業員3人以下の事業所を含めた印刷産業の2017年の事業所数は、22,210ヶ所(対前年比▲4.3%)となり、製品出荷額は5兆2,378億円(対前年比▲0.7%)となりました。
出典:経済産業省 平成30年(2018年)工業統計 産業編より
(注)
・製版業とは、主としてオフセット版、とっ版、グラビア版、スクリーン版などの印刷原版又は刷版を製造する事業
所をいう。
・印刷物加工業とは、主として印刷物の光沢化工、裁断、箔押しなどの加工を行う事業所をいう。
・印刷関連サービス業とは、主として校正刷り、刷版研磨などの印刷・同関連業にかかわる補助業務を行う事業所を
いう。
(日本標準産業分類より)
2. 印刷産業の主要4品目産出事業所数(平成30年(2018年)工業統計 品目編)
8月23日に公表された「品目編」によると、2017年の印刷方式による品目ごとの事業所数は、活版767ヶ所(対前年
比▲6.1%)、オフセット6,247ヶ所(対前年比▲2.9%)、グラビア292ヶ所(対前年比▲5.5%)、特殊印刷(紙以外の
もの)1,211ヶ所(対前年比▲1.1%)となり、全品目で前年を下回りました。。
また、主要4品目の事業所数の中ではオフセットがもっとも多く、前年同様73.3%の割合を占めています。

出典:経済産業省 平成30年(2018年)工業統計 品目編より
(注)
・経済産業省の工業統計表・産業編は全事業所を対象とした統計、品目編は従業員4人以上の事業所を対象とした
統計。
・特殊とは、紙以外のものに対する特殊印刷物をいい、紙以外の印刷業とは、主として紙以外に各種の印刷を行う
事業所をいう。
〇プラスチックフィルム印刷業
○金属印刷業
○布地印刷業
(日本標準産業分類より)
・詳細については年報「マーケティング・データ・ブック」をご覧下さい。
●経済産業省の生産動態統計を基にした印刷業の最近の動きを掲載
●経済産業省の生産動態統計を基にしたインキ、機械、紙などの最近の動きを掲載
印刷機械生産台数は産業用デジタル印刷機を除く。
印刷機械、紙合計はリンク係数により前年同月比を計算。
※過去の各種統計データは、各種統計アーカイブにて掲載していますので、ご参照ください。
1. 印刷産業の位置・規模(平成30年(2018年)工業統計 産業編)
2017年の事業所数、従業員数、製品出荷額等を調査した経済産業省「平成30年(2018年)工業統計」が2019年8月09日、23日に公表されました。
8月09日に公表された「産業編」によると、印刷・同関連業(印刷産業)の従業員4人以上の事業所数は、製造業24業種中、金属製品、食料品、生産用機械、プラ製品、繊維に次いで6番目に多く、全製造業の5.4%(2018年調査時点)を占めています。
また、従業員3人以下の事業所を含めた印刷産業の2017年の事業所数は、22,210ヶ所(対前年比▲4.3%)となり、製品出荷額は5兆2,378億円(対前年比▲0.7%)となりました。
業種 | 事業所数 | % | 従業者数 | % | 出荷額 | % |
印刷・同関連業 | 22,210 | ▲ 4.3 | 282,395 | ▲ 1.2 | 5,237,815 | ▲ 0.7 |
印刷業 | 17,967 | ▲ 4.1 | 236,583 | ▲ 1.4 | 4,693,721 | ▲ 1.0 |
製版業 | 1,085 | ▲ 6.5 | 18,011 | ▲ 0.6 | 278,560 | 2.2 |
製本業 | 1,469 | ▲ 6.9 | 14,789 | ▲ 3.2 | 143,214 | ▲ 0.1 |
印刷物加工業 | 1,490 | ▲ 2.7 | 10,334 | 0.2 | 95,401 | 0.2 |
印刷関連サービス業 | 199 | ▲ 4.8 | 2,678 | 21.4 | 26,919 | 13.4 |
(注)
・製版業とは、主としてオフセット版、とっ版、グラビア版、スクリーン版などの印刷原版又は刷版を製造する事業
所をいう。
・印刷物加工業とは、主として印刷物の光沢化工、裁断、箔押しなどの加工を行う事業所をいう。
・印刷関連サービス業とは、主として校正刷り、刷版研磨などの印刷・同関連業にかかわる補助業務を行う事業所を
いう。
(日本標準産業分類より)
2. 印刷産業の主要4品目産出事業所数(平成30年(2018年)工業統計 品目編)
8月23日に公表された「品目編」によると、2017年の印刷方式による品目ごとの事業所数は、活版767ヶ所(対前年
比▲6.1%)、オフセット6,247ヶ所(対前年比▲2.9%)、グラビア292ヶ所(対前年比▲5.5%)、特殊印刷(紙以外の
もの)1,211ヶ所(対前年比▲1.1%)となり、全品目で前年を下回りました。。
また、主要4品目の事業所数の中ではオフセットがもっとも多く、前年同様73.3%の割合を占めています。

出典:経済産業省 平成30年(2018年)工業統計 品目編より
(注)
・経済産業省の工業統計表・産業編は全事業所を対象とした統計、品目編は従業員4人以上の事業所を対象とした
統計。
・特殊とは、紙以外のものに対する特殊印刷物をいい、紙以外の印刷業とは、主として紙以外に各種の印刷を行う
事業所をいう。
〇プラスチックフィルム印刷業
○金属印刷業
○布地印刷業
(日本標準産業分類より)
・詳細については年報「マーケティング・データ・ブック」をご覧下さい。
●経済産業省の生産動態統計を基にした印刷業の最近の動きを掲載
経済産業省が発表した2020年1月の生産動態統計によると、従業者100人以上の印刷業の生産金額は前年同月比
▲1.4%と減少しました。
2020/1 | 2019/1-12 | |
印刷産業生産金額 百万円 | 27,488 | 367,032 |
同 前年同月(期)比 % | ▲1.4 | ▲1.3 |
●経済産業省の生産動態統計を基にしたインキ、機械、紙などの最近の動きを掲載
経済産業省が発表した2020年1月の生産動態統計によると、印刷インキの生産量は前年同月比▲1.7%と減少。デジタル印刷機を除く印刷機械の生産台数は、前年同月比10.9%と増加しました。紙の生産量は▲7.7%と減少しました。
2010/1 | 2019/1-12 | |
印刷インキ生産量 t | 23,605 | 317,595 |
同 前年同月(期)比 % | ▲1.7 | ▲4.8 |
印刷機械生産台数 台 | 153 | 1,941 |
同 前年同月(期)比 % | 10.9 | ▲10.6 |
紙合計生産量 t | 1,062,029 | 13,476,962 |
同 前年同月(期)比 % | ▲7.7 | ▲3.8 |
印刷機械生産台数は産業用デジタル印刷機を除く。
印刷機械、紙合計はリンク係数により前年同月比を計算。
※過去の各種統計データは、各種統計アーカイブにて掲載していますので、ご参照ください。

印刷市場の動向の記事一覧
2020/03/06
印刷産業関連データ 年報 『マーケティング・データ・ブック』 2020 Vol.18 を発行しました。


印刷産業統計データ 年報『マーケティング・データ・ブック』2020 Vol.18 は2018 年の経済産業省「工業統計調査」(2019年8月09日/23日公表)をもとに、2017年の動向を集計・分析しています。
印刷産業関連データ 年報 『マーケティング・データ・ブック』 2020 Vol.18 を発行しました。
2017/04/04
動態調査票2017年1月-3月期分を発送させていただきました。
2017年1月-3月期の動態調査票をDM便にて発送させていただきました。ご協力いただいている企業の皆様にはお忙しいなか、いつも誠にありがとうございます。
動態調査票2017年1月-3月期分を発送させていただきました。

2017/03/01
<印刷産業関連データ 年報>「マーケティング・データ・ブック 2017」を発行しました。
マーケティング・データ・ブック2017は、工業統計2014年版(確報)の統計データを中心に集計・分析しています。平成26年度の印刷産業の出荷額は5兆5365億円、前年度比▲0.2%減少となりました。
<印刷産業関連データ 年報>「マーケティング・データ・ブック 2017」を発行しました。

2016/12/01
動態調査7月-9月分を掲載しました。(協力会社のみ閲覧できます)
7月-9月期の印刷産業(従業員100人以下の中小企業)の景況感はほぼ横ばいでした。☂ (3ヶ月後予想では改善を予想)
動態調査7月-9月分を掲載しました。(協力会社のみ閲覧できます)
