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理事会情報
日本フォーム印刷工業連合会 平成21年度 第6回理事会議事要録
平成20年10月9日(木)午後3時〜4時30分
リーガロイヤルホテル広島「音戸」
出席者(42名)
秋山会長、小林副会長、小谷副会長、瀬戸(良)副会長、小谷(正)常任理事、室賀常任理事、 福田(学)常任理事、丹羽常任理事、玉田常任理事、渡辺北海道会長代理、笹氣東北会長、 松尾中部会長、中川関西会長、灘西中国会長、和田九州会長、佐々木常任理事、石坂理事、 山下理事、宇都宮理事、丸田理事代理、西川監事、福田顧問、山口(専務理事・事務局)
オブザーバー
  西中国会員:太田真義、河合豊恒、佐伯伸二(セイコービジネス(株))、槻紀夫(広島印刷(株))、
         赤坂徳靖(赤坂印刷) 力武義隆、高橋明久((株)イセトー) 
         山本善之(小林クリエイト(株))  池内秀行、増田英次(トッパン・フォームズ(株)) 
         塚野玲(新生印刷(株)) 島田初彦(産興) 
  西中国特別会員:大島基宏(西崎紙販売) 松浦国治郎(富士フイルムグラフィックシステムス(株)
            黒橋正治(昭和情報機器)
  関東会員:水谷勝久(株)ビーエフ)
  関東特別会員:辻重紀(富士フイルムグラフィックシステムス(株) 中澤祐一(昭和情報機器(株) 
          宮腰巌((株)ミヤコシ)
議 題 (1)委員会報告
(2)日本印刷産業連合会等関連報告
(3)各工業会報告
 
議 事 理事会に先立ち、西中国工業会事務局岡本様から当日及び翌日のスケジュール説明があった後、西中国灘会長が議長となり議事に入った。
西中国灘会長開会挨拶骨子
本日は広島にようこそおいで下さいました。
広島の特徴はスポーツとしてサッカーのサンフレッチェ広島、今期は非常に強くJ2から早々とJ1に復帰し、一方広島カープの4位で良いかと思いましたが、しかし クライマックスシリーズまで行けそうな所におり、会社の業務もそうである様に、もう駄目だという所になっても案外そうでもないぞという所にいます。
もう1つの広島の特徴は狭いエリアに2つの世界遺産があり、悲劇に遺産ではありますが、この会場の近くには原爆ドームがあり、国際平和文化都市として、2つ目は宮島で半日のうちに2ヶ所の世界遺産をめぐることが出来ます。
西中国工業会は島根 山口 広島の3県をエリアにしておりますが、あらゆる官庁が広島に集中しており、かつて広島が日本の首都であったことはあまり知られていない事実です。
西中国工業会会員として9社 特別会員として5社の14社で活動しておりますが、中心になる地場産業は「マツダ」ですが、岡山と山口には大コンビナート群がありますが、輸出が良くない状況が続いております。業界も惨憺たる状況で、全く先が見えないのは各社同様と思いますので、政府の追加経済政策に期待を掛けたいと考えます。会長としてお願いすることは、業界として苦しい時こそ皆が集まって維持する、これが本当の仲間であると思います。
経済の循環は必ずありますので、来るべき良き将来に向って進んで行きたいと思います。
今日は良き交わりができますように念じております。
秋山会長挨拶骨子
本日は大変ご苦労様で御座います。
今回の持ち回り理事会に対しましては、西中国工業会の灘会長様はじめ関係者の皆様方には色々とご尽力頂きましてありがとう御座います。
ノーベル賞の受賞という明るいニュースも御座いますが、金融市場の混乱が益々深まって日本の景気 も後退方向に入りつつあり、今後とも我々を取り巻く環境は厳しさを増して来ると思われます。
しかし このような中でも明るさを失わずに前進して行きたいと思います。会員の皆様方との情報交換が少しでも有意義になるように心から願っている次第です。
 
 1. 委員会報告

(1) 資材委員会  <資料> 10月度用紙事情説明メモ
室賀委員長より、資料に基づき10月度用紙事情について説明があった。      
8月は用紙概況として生産高は例年並であるが、国内払出高はマイナスしている。 在庫を前年同月と比較すると約1万トン増加している。
フォーム用紙の生産は同月比と変わっていないが、代理店からの国内払出が少なく、月末在庫高は前年の20%以上の増加し、在庫率が144%になっている。
ノーカーボン紙も日頃の生産活動で感じていることと思いますが、国内払出も少なく在庫が増加している。 印刷用紙全般では生産高は103%で 国内出荷高については96%と低調で、在庫の前年同月比を調べると10%増加している。
(2) 国際委員会  <資料> PSDAレポート9月
玉田国際委員長より、資料に基づき9月度PADAレポートについて概要説明があった。
2008年 第1四半期の米国印刷市場は前年同期に比べ0.9%の伸び、一般印刷は0.1%のマイナスでしたが、トナープリントが5.8%、インクジェットプリントが4.5%の伸びを示しています。
今後下期の予測は、トナープリントは6.2%、インクジェットプリントは6%の伸びが予想され、米国印刷市場全体では前年度より2.2%の微増になるとの調査結果です。
米国大手印刷会社13社の1007年度の総売上は325億8400万ドルになり、米国印刷市場の総売上の30%強になります。大手印刷会社の比重は非常に大きくなっている。      
8月26日、HP社がEDS社の買収を発表し、HP社は、テクノロジーサービスにおける強力な体制を持つことになり、IT業界で最大規模の幅広い製品、サービス、ソリューションのポートフォリオが提供出来るようになる。2社のサー ビスビジネスを合わせると、2008年度の売上げ合計は380億ドルに達し、21万人の社員を擁し、80ヶ国以上でサービス事業を行なう企業となる。
(3) 業務委員会  <資料> 9月度月次計算書
小谷(正)委員長より、9月末で締切った会員増強キャンペーンについて報告があった。
期間中登録された会員は、関東工業会で、正会員1社、特別会員7社、西中工業会で、特別会員1社の新規入会に留まり、残念ながら正会員1社、特別会員1社の退会がありました。
2007年版会員名簿作成時と比較すると、正会員は2社減少し、正会員数は157社になっている。また、平成20年9月度月次計算が報告され了承された。
(4) 市場委員会  「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」
事務局山口より、平成20年6月から約1ヶ月間、会員67社から回答を頂きましたアンケー ト結果の分析と考察をした「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」の発刊(10 月発行)を報告した。追加冊数については会員1,000円、一般にも1冊2,000円で販売する。
ホームページにも書籍購入案内を掲載中。
(5) 公正取引推進委員会  <資料>「下請取引適正化推進月間」 「下請事業者支援特別対策」
福田(学)委員長より、経産省から依頼を受け実施した「下請取引における納品価格の値下 げ要請等にかかわる緊急アンケート調査」への協力の感謝があった。
また 10月1日に公正取引委員会が記者発表した「下請取引適正化推進月間」の案内と、下請事業者支援特別対策についての資料を配布。
(6) 技術委員会  <資料> 技術セミナー概要
丹羽委員長より、11月28日に環境委員会協賛、国際委員会と合同で行なうセミナーについての概要と参加案内を行なった。  
今回のテーマは環境を取上げ、タイトル「フォーム業界が取り組むべき環境経営」サブタイ トル「経営課題と技術的アプローチ」を掲げ、省エネに対して、政策動向が大きく変わろうとしており、2009年4月 省エネ法が改正施行され、現場任せから経営責任へ! 工場単位から企業事業所全体へ! 環境経営がより重要になることを問い掛けていく。
具体的な技術的施策として、損紙低減によるCO2削減施策 インキ乾燥による電力量 (CO2)削減施策 を各メーカーから技術報告をする。
(7) 環境委員会  <資料>第2回アンケート調査
福田(学)委員長より、第2回地球温暖化 等のアンケート調査の回収状況について説明があった。日印産連からの依頼を受け本年7月に実施した第1回目のアンケート調査についてのフォーム工連会員からの回答は22社に留まっており、回答率は13.8%にすぎない。
そこで アンケート記入を簡素化し、第2回目のアンケート調査に入ったが、現時点でフォーム工連会員からの回答は非常に低調な状況ですので、回答期間を延期するのでご協力頂きたいとの強い要請があった。
 
 2. 日本印刷産業連合会等関連報告

事務局山口より、資料の基づき下記の報告があった。
・平成21年度税制改正要望について         <資料> 税制調査会提出要望書
・原材料価格沸騰対策等緊急補償制度について  <資料> 原材料価格沸騰対策等緊急補償
10月8日の日印産連総務委員会で原材料価格沸騰対策等緊急補償制度の業種指定申請を行な った。現在対象業種として170業種が指定されておりますが、原油 原材料価格等の上昇分が製品価格に転嫁できない中小企業者に対しての保証制度となる。
 
 3. 各工業会報告  
(1) 西中国工業会報告
宇都宮副会長より、西中国地区における原材料の値上とマーケット状況の報告があった。   
受注量が減少しマーケット環境が悪い中で、用紙価格が15%以上上昇するダブルパンチの状況で、製品価格を非常に上げ難い状態です。
一般印刷では3〜7%製品価格を上げているが、ストックフォーム等の用紙価格比率が高い製品ではこの2倍程度の値上幅がないとやっていけない。 
10月1日からはダンボール フィルム PS版等の諸資材を15〜17%上げるとの通知があり、値下げ競争で8銭/通まで単価を下げているオフ輪印刷も、製造原価に影響の高いインキの値上の話もあり厳しい状況です。
ユーザーは価格を下げるために、重量の軽い薄紙の印刷に切替えてきているために、難しい印刷を強いられ、生産性も低下している。
オイル価格が下がる状況になった時点では、是非 用紙価格の値下げを業界として要求して欲しいと思う。
(2) 各工業会からの活動報告
その他各地区活動状況、用紙状況、マーケット状況、会員入退会状況等報告があった。
小林副会長より謝意と閉会挨拶骨子
各工業会からの報告ありがとう御座います。用紙原材料は確実に上ったが、製品への価格転嫁が進んでいない。各社営業マンがお客さまに価格転嫁の話しを中々持っていくことが出来ないように思う。
しかし、この事は苦しくても丁寧にお客さまにお話しをし、ご理解を得てどうしてもしなくてはならない。
今回の準備をして頂きました灘会長はじめ西中国の会員方々に感謝します。これからの懇親の場で込みニューケーションを取合って、元気な業界にして行きましょう。  
     
 次回第8回理事会開催予定
  開催日  平成20年11月13日(木曜日) 
  時 間  午後1時30分
  場 所  日本印刷会館201会議室
   
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会長あいさつ
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