日本フォーム工連について
トピックス&ニュース
委員会情報
技術セミナー
各種情報
出版物案内
会員企業の紹介
会員企業掲載お申し込みはこちら
お問い合わせ
 
 
理事会情報
日本フォーム印刷工業連合会 平成26年度 第8回理事会議事録
平成27年1月22日(木)午後2時15分
HOTEL椿山荘東京「カシオペア」
出席者(24名)
櫻井会長 小谷副会長 林副会長 玉田常任理事 山本常任理事 土屋常任理事  石井常任理事
大門常任理事 入野常任理事 溝口常任理事 太田常任理事  和田常任理事 福田常任理事 
佐々木常任理事 坊野理事 朝日理事 岡田理事 渡辺理事 西村理事 瀧本理事 西川監事 
寺山監事 松田会員  山口(専務理事事務局)

議 題 (1) 各フォーム印刷工業会会長挨拶
(2) 委員会報告
(3) 日本印刷産業連合会等関連報告
(4) その他資料・ご紹介



議 事 冒頭、櫻井会長の開会挨拶があり議事に入った。
櫻井会長挨拶骨子
新春のご挨拶ということですが、新春はとっくに終わっているんじゃないかという感じがしますが、 改めまして、あけましておめでとうございます。  
これから皆さま方はますますご発展し、ご活躍なさっていくだろうと私自身、期待していますので、 ぜひとも、そういった新しい芽、新しい仕事というものを大切に育てていって、差別化戦略に乗っていけばいいかなと思います。   
きょうの夕方、懇親会があって、そこでまた同じことをしゃべっても構わないでしょう(笑)。予告編しておきますが、欧米のいろいろな業種のランキングの中で、印刷業は前年比マイナス8%ととらえられているんです。もっといくと、郵便局の郵便員は28%なんていう削減率になっている。その中にあって印刷は8%です。けれども皆さんに言いたいのは、手前味噌で、嫌味で言うわけじゃなくて、株価が上がっています。ということは、世界の人たちがこの市場、我々がやっているフォーム市場というものに非常に期待している、そのあらわれであるというふうに思っているんです。皆さまにもそういう機会は十分あるわけですから、ぜひとも一緒になって、みんなでひとつ大きな、いわゆる印刷業から脱皮して、新しい業種に突入していく、こういう大きないい機会だと思います。間違いなく、ぼくは前から言っている、個に対するアプローチがますます企業にとって必要になってくるんです。それに耐えうる体制と、能力と設備、さらに人を持っているのが我々なんです。ぜひともこの資産を最高級に活かして、大きく羽ばたいていくということをやっていきたい。   
毎年、お正月になるといろいろ考えるんですが、ぼくは、一つはプロフェッショナルになる、と。それは何かといったら、印刷のプロフェッショナルには、ゼネラリストとスペシャリストがあるんですが、印刷のゼネラリストになる必要はさらさらない。昔は、広範な分野の知識・技術・経験をもつゼネラリストのほうが偉いと思っていた。ところが、今現在、この時代になってくると、スペシャリストのほうが断然企業価値がある。そういう評価がそこらじゅうで生まれている。我々はそういうところまで目をつけてやっていきたいなと思いますので、ぜひとも皆さん自信を持ってどんどん突き進んでいきたいというふうに思います。以上で簡単ですが、皆さま方のますますのご繁栄と稼業の発展と健康とをお祈りしてご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
 
 1. 各フォーム印刷工業会会長挨拶

北海道フォーム印刷工業会(渡辺副会長)    
北海道の渡辺でございます。会長の西さんが今回出られないので、本日の理事会には代理で出席させていただきました。よろしくお願いいたします。    
おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。    
北海道フォーム印刷工業会では、昨年の12月5日に、定山渓グランドホテルにおきまして、セミ ナーと忘年会を兼ねて一泊で開催いたしました。セミナーでは講師にキャノンプロダクションプ リンティングシステムズ様をお招きして、産業用プリンターの現状についてご講義を頂きました。 会員各会社様、かなり出席をいただきまして盛況のうちに終わりました。   
東北フォーム印刷工業会(大門会長)
あけましておめでとうございます。  
昨年の末までの状況というのは、東北に関しては、用紙素材業関係の営業の方に聞いても、動い ていない、非常に厳しい環境だというふうなことを感じております。年末には忘年会も開いて、来週火曜日に新年会を開くのですが、ぜひその場で情報交換を活発にさせていただければと思います。フォーム印刷に限らないのですが、昨年に公示された「モノづくり補助金」等でも、県毎に印刷会社の申請の内容や、認可になった件数に非常にバラツキが出ているという話も聞いております。今年も補正予算と新年度予算で補助金等が実施されるという話を聞いておりますので、積極的にそういった部分も含めて活発な活動につなげていきたいと思っております。本年もよろしくお願いいたします。
中部フォーム印刷工業会(入野会長)    
あけましておめでとうございます。中部は、愛知、岐阜、三重、静岡の4県から成り立ってはいるのですが、正会員も4県にちらばっておりまして、なかなか全員がそろうことが、私が会長になってからたぶん一回もないと思っています。なので、今年は、5月の総会、9月の納涼祭、11月の研修会等、大きなイベントが2〜3回あるので、そのとき極力大勢の方に出ていただいて情報交換等をしていきたいと思います。そのためには、ここでいろいろ仕入れた情報を提供して、 価値のある理事会という形に中部をしていきたいなと思っています。魅力ある会にしていかない となかなか集まってくれないのかなという気もありますので、今年はそのあたりを意識しながら 1年進めていきたいと思っています。   
関西フォーム印刷工業会(溝口会長)    
あけましておめでとうございます。    
新年、特に櫻井会長の話もございましたが、フォーム印刷が印刷産業の中で勝ち組だというのを どんどん推していこうと。もういいことばかりでバラ色の1年がやってくるんだという形で、吠えるだけ吠えていこう。まあ、吠えすぎるとあまりよくないと言われていた方もおられますが、よくないところは、何かがおかしいんだというくらいの形で進んでいこうと思っております。    
具体的な例としましては、私がいつもお話ししているのですが、最終のお使いになるユーザー様、 あるいは最終でご注文いただくユーザー様が大きくなっていただかなければ印刷業者も大きくはならないという考え方で、ビジネスフォームを超え、いろいろな新素材というものに目を向けて、いろいろな勉強会もしていきたいと思います。紙の値上げの話もございますが、もっともっと製紙業者さんと、相互理解といいますか、両方の、私どもの苦しいところ、製紙業者さんの苦しいところを理解していくという形でやっていこうと思っております。近々の話でいいますと、先週、関西のほうは新年互礼会に120名というたくさんの方に来ていただきました。フォーム印刷の団体に入っておられない他団体の方もおられますが、フォーム印刷をやっているけれどもまだ会には入っていないところや、一般印刷の方も来られましたので、その人たちに向けてフォーム印刷はすばらしいんだというふうに言い続けております。実は、私きょう、これが終わりましたら、講演会と懇親会は欠席させていただく予定になりました。なぜかといいますと、神戸に戻って夜7時から開催されます日本製紙対王子製紙のアイスホッケーを応援しにいきます。これもやっぱり相互理解の一つとして、私が声掛けをして十数名の方が来られますので、私が行かなければ話になりません。そういう形で、いつもどおり元気さだけを前面に出して、関西が日本の中心だというくらいの考え方でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。   
中四国フォーム印刷工業会(太田会長)
今年もよろしくお願いします。    
今年から、中国、四国、広域にわたって活動していかないといけないのですが、この冊子にも書きましたように、「エリアマネジメント」を行って、各地区で行事を行っていきたいと思います。    
それから今年の目玉は、なんと主力地区で理事の会社さんがフレキソ印刷工場を建てて、そちらの方向もやっていかれるということのプレス発表がありました。中四国フォーム印刷工業会では2社目になるということで、そちらのほうも一緒になって教えてもらいながら、新しい事業を融合してできればいいのではないかなと思っています。それと、雑談になるんですが、きょうは私にとって非常によい日でして、島根県の松江市出身の錦織圭君が2回戦を何とか勝ち抜いたようです。私も、30年前からテニスを特技としてやっていまして、あのころは、「レッツゴー・ウィンブルドン」といってウィンブルドンが主体でやっていました。私もウィンブルドンまで行ったんですが、皆さんもテニスが得意というか、興味のある方は、懇親会でぜひテニス談議をしていきたいと思っています。   
九州フォーム印刷工業会(和田会長)
皆さん、あけましておめでとうございます。本年は、持ち回り理事会の幹事でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。    
皆さん、おっしゃったことは非常にすばらしいお話ですが、会報に掲載していただきました私の年頭所感も、非常に短くまとめていただいております。櫻井会長がおっしゃっていた、最強集団、最適組織こそ、時代を超える最強集団ということで、社内のスタッフを大いに活用しています。私のこの短い話の中にかなり結構集約されているなと勝手に自分で解釈したところもあったのですが、みな習慣のもとに動き発言していると思いますので、その習慣をちょっと変えていくということが非常に大事なのではないかなと思っています。最終的には人づくりというところに注目しています。人づくりは同じ組織の中に違う年代がいますし、この40〜50年の間にいろいろな文化が入ってきていますので、年代別に育った環境が大きく違っていますので相互理解をして、お互いの力を活かし合う組織や、お互いの力を活かし合う団体になってほしいなと思っております。  
それと「愛を与える」「愛を受け取る」「自分を会社をお客さまを愛する」というこの「愛の循環」を意識していきます。愛を与えすぎてもいけませんし、愛を受け取ることばかり求めてもいけません。人が最終的にやることですので、自分ばかりを愛してもいけません。最終的にはバランスよく、愛情を持った人たちがあふれている組織とか集団をつくっていくのが一番いいのではと思っております。そういう組織、団体づくりに邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 2. 委員会報告
(1) 業務委員会
 ・ 11月・12月度月次計算について報告を行なった。
 ・ 会報No382号発刊、及びpage2015出展について報告する。
 ・ IGAS2015出展計画について報告。
(2) 資材委員会
 ・ 平成27年1月用紙事情について説明した。
(3) 国際委員会
 ・ 北米印刷情報レポートを報告。
 ・ 欧州印刷事情視察ツアーについて募集期間・参加費用・スケジュールを報告する。
(4) 環境委員会
 ・ 環境優良工場表彰応募について、募集要項に従って説明する。
(5) 技術委員会
 ・ Mac対応セキュリティについて、対応ソフトの評価報告を行なう。
(6) 市場委員会
 ・ 2014年版「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」発刊を報告する。
   
 3. 日本印刷産業連合会等関連報告 
事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。 
(1)用紙値上げ要請に対しての反対声明について
(2)印刷産業における環境自主行動計画の状況
(3)「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」 の改正案
(4)「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)」導入について
(5)第66回全国カレンダー入賞作品
(6)平成26年度第3回個人情報保護研究セミナー開催
   
 4. その他資料・ご紹介

書籍紹介
・「仕事に役立つ経営学」著者:梅津 光弘(慶応義塾大学准教授) 日本経済新聞出版社
・「千年企業の大逆転 」著者:野村 進(拓殖大学国際学部教授) 文芸春秋
 
最後に小谷副会長より閉会挨拶があった。
「小谷副会長挨拶骨子」    
2015年初めての理事会ということでお集まりいただき、ありがとうございます。
いつもながらというか、年初にふさわしい櫻井会長からの檄に近いご挨拶をいただきまして、印刷業界はマイナス8%ですが、我々の業界は違う、間違いなく、我々の業界、マイナス8%というこ とはなく、それぞれ厳しい状況ではありますが、また我々が目指しているところは、これから減っていくとか斜陽産業ではないということを、皆さん方、各会長のお話からもうかがえると思います。   
それぞれがスペシャリストとしてやっていきましょう。営業の皆さん方だけではなくて、各社がスペシャリストとして、値段競争ではなくて、技術の競争、アイデアの競争をやっていこうということで、皆さん方が1年間やっていただければ、間違いなく、印刷業界の中での勝ち組み以上に、我々業界がすばらしい未来を切り開いていけるというふうにも思いますので、ぜひとも1年間よろしくお願いいたします。    
インフルエンザがはやっております。流行に敏感な櫻井会長はさっそく取り入れられたようでありますが、健康には留意をして1年間精一杯頑張っていきたいということをお願いいたしまして、最後のご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。

次回 平成26年度第9回理事会
 平成27年3月12日(木)午後1時30分から
 於 日本印刷会館5階 501会議室

を確認して閉会となった。

 
   
    Copyright (C) 2007 JAPAN BUSINESS FORMS ASSOCIATION. all rights reserved.
会長あいさつ
概 要
あゆみ
事業活動
役員紹介
各地区事務局連絡先
理事会情報
規 定
業界再生検討委員会
資材委員会
国際委員会
業務委員会
市場委員会
公正取引推進委員会
技術委員会
環境委員会