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理事会情報
日本フォーム印刷工業連合会 平成28年度 第1回理事会議事録
平成28年4月14日(木)午後1時30分
日本印刷会館2階201会議室
出席者(22名)
櫻井会長、小谷副会長、小林副会長、林副会長、玉田常任理事、山本常任理事、 松川常任理事、大門常任 理事、入野常任理事、溝口常任理事、太田常任理事、和田常任理事、福田常任理事、
佐々木常任理事、福 武理事、坊野理事、朝日理事、渡辺理事、西村理事、岡田監事、千葉監事、
山口(専務理事事務局)
議 題 (1) 平成27年度決算報告・平成28年予算概要と新体制案について
(2) 委員会報告
(3) 日本印刷産業連合会等関連報告
(4) 各フォーム印刷工業会からの報告




議 事 冒頭、櫻井会長の開会挨拶があり議事に入っ た
櫻井会長
【櫻井会長挨拶骨子】
皆さん、こんにちは。おめでとうございます。非常に重要な第1回の、正直いえば、第1回だけが重要――なんて、そういうことを私が言ってはいけないですね。1回目というのは、いろいろな理事が集まったり、いろいろありますので非常に重要だと思います。ということで、これから進めていきたいと思っています。
 日本全体の経済がどうのこうのという話は、皆さんは経営のトップの方ばかりなので、もう十分わかっていると思いますので省かせていただきます。その中にあって、やはり一番大切なのは成長戦略だということを、私はいろいろな機会に、社内でも外でも話しているのです。そのときに、絞り込むのか、広げていくのかということですが、やたらと広げていっても意味がないわけです。我々は、フォーム工業界というのは特殊なポジショニングにあるのです。例えば、きょうも海外旅行とか、いろいろな例が出るかもわかりませんが、海外などはまさにフォーム印刷出身の企業が生き残っている。もともと一般商印の会社が分割していく。米国の大手印刷会社のドネリーなんかもそうですよね。分割して、スピンアウトで、もう別会社になってしまうわけです。ドネリーは今まで1社だったのが3つになる。しかし、ドネリーとしてのメインは何かといったら、フォーム企業が取り組んでいるパーソナル印刷。こういうようなところに、我々はポジションとしているわけですから、ぜひともそれを大切にやっていきたいなと思います。
必ずや大きな波が来ますよ。将来的には、日印産連=フォーム工連になるのではないか、そのくらいのパワーを持ちたいなと思います。
先ほど言いましたように、新たな新年度がスタートする上で改選期にあたるわけです。平成28年度は2年ごとの改選期にあたるので、理事の推薦をお願いして、皆さんにご提案をいただいて、本当にありがとうございました。正式には5月26日開催の通常総会で承認決定となりますが、後ほど理事と会長、副会長の候補を発表させていただきたいと思っています。
また、この資料にいろいろDM成功事例とか、資料がいっぱいあるのですが、うちのフォーム工連は凄いなというのは、この資料の多さ(笑)。レベルの高さで、これを読むだけでも大変です。
この中で一番私のお勧めは、これだけ。DMに対してものすごい雰囲気が変わってきました。これは新聞で読んでいますよね。DMセミナーというのがあるのですが、うちの会社もDMの国際エコー賞というのがあるのですが、それを今年取りました。国際エコー賞とアメリカの郵便大賞というのを両方取っています。それも全部DMです。
DMがどういうふうになったかというと、私信としてのDMが多くなっているのかな。だから、もらう人が「すごくうれしい」という意見が出てきているのです。ですから逆に、お父さんやお母さんが娘のDMを開けてしまったりすると、娘が怒る。「これは私宛てのDMだ」と。そういう時代です。今までは、DMというと粗大ゴミで、開けもしないで捨ててしまうという時代だったのが、DMをもらうとうれしいという若い人たちがいっぱい増えた。それはなぜかといったら、やはりその人にふさわしいDMを送ろうとしている、それが伝わっていっている。これは、アメリカもそういう傾向です。
DMがどんどん増えていって、これからの大きな潮流となるのは、DMとパーソナル印刷だと。マスはもうだめだというような話です。そうすると何となく、皆さんの胸の中で、オーッと。おれのところもやっていけるかなと。やっていけるに決まっているのでね。ぜひともそういうことで頑張っていきたいなと思います。
その他の情報は、いろいろありますが、これは事務局に任せています。やらなければいけないことは最低限やっておいてください。それしか申し述べることはないので。
それとあと、初めに言ったように、このフォーム工連の活動は、いろいろな所が見ています。デジタル印刷機屋さんとかが、熱いまなざしで見ています。ぜひともそれをうまく利用してください。それとあと、新規参入もこれから来るでしょう。そのときに一致団結して頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。今日も活発なご意見をお願いします。
 
 1. 平成27年度決算報告・平成28年予算概要と新体制案について
平成28年度通常総会に上程する平成27年度決算報告並びに平成28年予算概要と新体制案について、説明と審議を行なった。
   
 2. 委員会報告
●業務委員会(玉田委員長報告)
・3月度月次計算について
・平成28年度会議日程(案)について
●国際委員会(松川委員長報告)
・米国印刷事情レポートについて
「中小企業市場へのマーケィングサービスのビジネスチャンス」  
中小企業は、DMであろうと、ネットであろうと、小売であろうと、ひとつのチャネルを通じて提供される製品を、どのように成功させるかに支援を求めている。さらに、これを二つ以上のチャネルを通じて、マーケティングを展開したいとも思っている。ただ、彼らはそれを自分達で実行する時間もお金もない。彼らに測定可能なデジタルのマーケティングを業種別に、あるいは水平展開できるアプリケーションを提供することができるなら、その印刷会社は2016年の勝者となろう。これには、中小企業の市場について熟知し、創造的な市場展開戦略が必要である。個々は小さな仕事量であるが、中小企業市場の案件をかき集めることができれば、その市場を積み重ねることによって、大きなビジネスチャンスとなっていく。
「大手企業に売る」  
大手企業は印刷会社に高い期待をいだいている。コンセプトの制作から、印刷物を郵送するところまで、フルレンジのサービスを提供できるパートナーを求めている。加えて、一つのチャネルに縛られず、隔たりのない全チャネルにおいて、コミュニケーションを行うための手助けを求めている。大手企業の戦略や方針について熟知し、測定可能なクロスチャネルアプリケーションソリューションを提供することができる印刷会社は、2016年において勝者となろう。
・drupa2016視察ツアーについて
2016年5月31日からドイツデュッセルドルフで開催される“drupa2016”と、オーストリアのDPS企業を訪問する視察ツアーを6月5日(日)〜12日(日)で実施する。
視察ツアー参加者に対して5月10日に説明会を実施する。ツアー実施のテロ対応として、外務省が発表している海外安全情報の基準に従って判断する。
●資材委員会(山本委員長報告)
・4月度用紙事情について
2月度の情報用紙の国内出荷量は115,000トンで、前年同月比104.2%。用紙出荷量全体から見ると良好なようだ。感熱紙の出荷量は上昇傾向が続いている。
●環境委員会(朝日委員長報告)
・GP・ISO1401統合について
日印産連のGP認定工場を促進するために、環境委員会として様々な対応を行なっているが、5月11日に日本印刷会館で日印産連が主催する「グリーンプリンティング、(GP)認定工場によるISO14001認証取得事例発表会」で、ISO14001との融合施策を報告する。
●技術委員会(福武委員長報告)
・共催セミナーdrupa2016視察報告会について
6月30日午後に日本印刷会館において、drupa2016視察報告会を国際委員会と共同で実施することを計画中。
・技術セミナー及び見学会企画について
バーコードについての基本的な知識や、技術者として持つことが必要と思う知識を紹介するセミナーを企画し開催する。また、合理化施策や損紙対策に関する装置や施設の見学会を企画する。
   
 3. 日本印刷産業連合会等関連報告
事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。
(1)平成28年度日本印刷産業連合会事業計画について
(2)JFPI社会的責任報告書発行について
(3)第1回女性活躍推進セミナーについて
(4)VOC警報器の販売状況について
(5)GP環境大賞の実施(案)について
   
 4. その他資料・ご紹介
 

・書籍紹介「日本のラベル市場2016」ラベル新聞発行
・開催案内「インバウンド経営戦略塾」主催:ジャパン インバウンド ソリューションズ

 
 5. 各フォーム印刷工業会からの報告
 

関東フォーム印刷工業会報告(林会長報告)
関東フォームです。前回の理事会でご報告したとおり、関東のほうは、東西南北の支部制で活動しているわけですが、形骸化している感がありますので、前回の理事会で支部制を止め、関東を一本にしました。この施策として活性化委員会というのを立ち上げて、いろいろ活動していただいていますので、その活性化委員会のメンバーを、従来のメンバーのほかに若い方をいろいろ増やして、内容をもう少し見直して活動していくという形で動いていきたいということでございます。
来週、関東の理事会がありますので、そのあたりを詰めてやっていければと思っています。また来月は、関東の総会ですので、その話も出てくると思っております。

北海道フォーム印刷工業会報告(渡辺副会長報告)
北海道の渡辺でございます。西会長は今回欠席ということですので、私が代理としてご報告申し上げます。特に活動的にはなくて、今月の22日(金)にちょっと早めに北海道の総会を開催して、今のところ、そこで会長、副会長が改選される予定というところであります。

東北フォーム印刷工業会報告(大門会長報告)
先週、今年度2回目の役員会を開催しまして、以前にもご報告していたと思いますが、5月17日に山形で総会を開催する予定であります。その席になりますが、皆さま方に2年間お世話になりましたが、私から副会長の西村さんのほうに会長が代わりましたので、これからどうかよろしくお願いしたいと思います。私も全印工連にも入っているので、いろいろな形で印刷会館に来る機会はなくなりませんので、これから、この2年で皆さま方から教わったことを役立てていきたいと思います。どうもありがとうございました。

中部フォーム印刷工業会報告(入野会長報告)
来週、理事会と懇親会を開催する予定です。来月5月23日に総会を予定しております。記念講演と懇親会もセットで予定しております。

関西フォーム印刷工業会報告(溝口会長報告)
関西の報告をいたします。まずは、今月28日に大阪支部の例会とともに、第51回プチ勉強会を、大阪支部支部長の野崎工業(平松社長)のビッグデータサービスという部門の方に、いろいろなところで、フォーム印刷としてもいろいろな形で見直されている企業名刺について、ご報告とご講演をいただくことになっております。
5月になりまして、17日に、関西合同ゴルフコンペをいたします。いつもよりも組み数を増やしまして、8組でやろうという形です。私はゴルフをしませんので、ゴルフのコンペだけ会長が代わりまして、瀧本副会長がゴルフコンペの会長になっていただきます。
それから5月19日に堂島ホテルで定期総会を行います。定期総会のときには、定期総会講演という形で、先ほどのお話に出ました女性活躍の一環という形もあって、元宝塚の宙組の娘役をやっておられた堀内さんに来ていただき、「宝塚102年の歴史に学ぶ組織づくりと人材育成」という形でやっております。
先日、「日本フォーム工連」のトップのところにも載せていただいておりますので、いつもどおり、ほかの地域の方々、及び関西に営業所・支店をお持ちの方々にもご参加いただきたいと思います。これは一般の方々も参加可能でございます。無料でもございますので、ご参加いただけたらと思っております。

中四国フォーム印刷工業会報告(太田会長報告)
中四国ですが、5月19日に総会があります。新しく今、推薦しております株式会社新生の湯川専務に、理事長をお願いすることになっておりますが、この20年間で初めてやられる会社ということです。若い人ですが、ぜひ温かく迎えていただきたい思っております。
それから、先月も申しましたが、持ち回り理事会を開催するホテルの件ですが、4月10日と11日に、G7外相会合が開催されたホテルということで、その前日から誰も宿泊させずに、7名の人で宿泊設備をつくって開催したということです。5月になりますとオバマ大統領が来られるかのもしれないのですが、ぜひそのホテルで開催される理事会に参加していただきたいと思います。その影響もありまして、ホテルの宿泊代と使用料が高くなっておりまして、例年よりも参加費用が高くなりますが、ぜひ参加していただきたいと思います。

九州フォーム印刷工業会(和田会長報告)
九州は、来月中旬に総会を行う予定になっております。ミヤコシさんに来ていただいて、「インクジェットの市場と今後の展望」ということで勉強会することになっています。
会員情報ですが、九州の地元の正会員が1社また退会が出ていまして、残念ながら、もう地元の正会員は残り4社になってしまいました。4社で、あとは大手の会社の九州の支店・支社の方が協力してくださっています。特別会員の数、業者さんの数はまだ多いので運営できますが、将来的に中四国と一緒になったり、関西と一緒になったり、西日本フォーム印刷工業会になるのではないかなと思っています。そうならないように頑張っていきたいと思います。

最後に小谷副会長より閉会挨拶があった。
「小谷副会長挨拶骨子」
本日は、平成28年度の第1回理事会ということで、お忙しい中をお集まりいただきましてありがとうございます。最初にお話があったように、新年度第1回の理事会は旧体制でということになっています。その辺が変な形ではございますが、来月、総会で新体制に移行するということでございます。
最初のほうで専務理事から発表のありました新体制の案でありますが、はっきり申し上げて、戸惑いを感じております。毎月このように皆さん方にお集まりいただき、フォーム印刷工業会さんにずっとご協力いただいておりますので、新体制に臨みたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
最初、櫻井会長からお話のあった商業印刷とフォーム印刷の違い、我々のほうがすごいんだということは、まさしくそのとおりでありまして、どんどん変っていっている。どんどん変わっていっていることに我々も頑張って変えていっているんだというのがございます。
実際、私がおつきあいしている海外の同業者というのも、オフセット印刷をやっていないところが結構多くなりました。それでも同業者ということで、私のところはオフセットをやっております。警報器もいるんですが、だんだんそういうふうになっていくのかなという気もしています。
それからDMも、櫻井会長がおっしゃっていますように、「パーソナライズドDM」というような言葉。「中身が一緒やからDMというのと違うの?」と私なんか思ったんですが、まさに「中身の違うパーソナライズされたDM」という「内容が別々にできている」というようなことでした。
業界はどんどん変化しております。その変化に遅れることのないように、むしろ変化は我々が創って行くんだ!、フォーム業界が創って行くんだ!という気概をもって、フォーム工連の皆さま方とご一緒に頑張っていきたいと思っております、ということをお願いいたしまして閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。

第1 回理事会

次回平成28年度第2回理事会は
 開催日 平成28年5月26日(木)
 時  間 午後4時から
 場  所 ホテル椿山荘東京
を確認して閉会となった。

   
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