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  関東フォーム印刷工業会 支部合同研修会(平成23年11月28日開催)
「ナレッジファシリテーションによる現状把握と課題解決」

       講師 資産工学研究所 所長 坂本 善博 氏
関東フォーム印刷工業会では昨年に引き続いて第2回目になるが、支部合同で資産工学研究所の坂本善博所長による研修会を、11月28日に日本印刷会館会議室に於いて実施した。
この研修会には支部会員の20社から、経営者や今後経営の中核になって会社を担って行く幹部の方々の24名が参加され、ナレッジファシリテーションによる現状把握と課題解決について全員で取り組んだ。
講師の坂本善博氏は「今日は今後わが社が生き残るためにはどういう手を打つべきであろうかについて、本来は各社が考えるはずの事ではありますが、自分の会社の知恵だけでは足りないと思いますので、皆様とともに、業界として大きな方向性を見付け、整理してまとめて行きましょう。今日のまとめを後日各社にお渡ししますので、内容を吟味し、より具体的な事項を加え各社でピッタリなものを創っていただきたいと願って研修会を実施しました」と研修会の主旨を話した。
先ず黄色のポストイットに課題や問題を書き出すにあたって、「問題と課題は曖昧に使われていますので、坂本流に整理すると、問題とはこうあるべきなのに出来ていなく、今困っている事。一方、課題とは今日は困ってないが、しかしこのままにしておくと来年は困るであろう事。または今手を打っておくと将来アドバンテージ(優位性)になる前向きな事です。問題や課題は各社で考えていると思いますが、これが一元化されて「見える化」している会社はありません。社長はこう言っているが、役員はこう言っている、担当はこう言っている。それぞれの立場で力の引っ張り合いで結果的には何も動かない事が多々あります。そこで目標を決めて、皆が力を合わせて行こうとするならば、同じ力でも方向が一致するならば、より良い成果が出やすいのです。今日勉強する方法が少しでも皆様の解決にお役に立てたらと思います。」と参加者の積極的な取組みを求めた。
「問題や課題が一元化されていないのでは」と言う問題提起。
「出来るだけ関係者を集めて頂いて、それぞれが持っている問題や課題をどんどん出して
もらい、これらをどうしたら良いか」と言う事を皆で知恵を出し合う。
「皆さんの認識が合うので、皆が協力してそれぞれの役割でやって行く」ことができる事を示している。
今回の研修会のテーマである「我が社の問題・課題と対応策」に取り組むために、先ず問題・課題を黄色のポストイットに書いて出す作業を行なった。このとき「この問題・課題を出す時には『体言止め』を避けて欲しい。『体言止め』文章は本人が判っていても相手に分からなかったり、書いている本人自身が分かっていない事が多いものです」と坂本氏からの注意があった。 次に今まで書き出された問題・課題に対して、グリーンのポストイットを使って「我が社はこうすると言う立場で、どうしたら良いかと言う解決策」を書き出す作業を行なった。
 
この研修会で壁に貼り出された黄色(問題・課題)とグリーン(対応策)のポストイットの内容は講師の坂本氏がまとめ編集して参加者に後日渡されたが、坂本氏は「30分程度で出来ると思いますので、この研修会に参加した各社では、今回のまとめから不要な項目は外し、追加すべき項目は追加して、会社にピッタリなものを作り上げて下さい」そして「この作り上げたもので、社長は役員と、役員は社長と、我が社は今後どうしようかと考える機会を作っていただきたい」と最期に締めくくった。  
 
研修会で壁に貼り出された1枚1枚のポストイットの内容を講師の坂本所長が整理し、まとめた資料を掲載します。
 
フォーム印刷業界の問題・課題と対応策まとめ 
(Microsoft Word ファイル 右クリックでダウンロード・保存してください。)
 
資産工学研究所ホームページ  http://www.iire.co.jp/
   
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