グリーンプリンティング認定制度
一般社団法人 日本印刷産業連合会
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● GPマークの意味
●従来の印刷製品の環境マークが、紙やインキ、または製造工程の一部を対象にしたものに対し、GPマークは資材から工程までの総合的環境配慮マークです。
●印刷製品にGPマークを表示することで、印刷資材、製造工程、印刷会社の取組全てが、環境に配慮されていることが一目瞭然になります。
●GPマークを表示するための環境配慮等の条件が公開されており、明確になっています。
●第三者からなる認定委員会によって認定を受けた工場の印刷製品であり、その内容が保証されています。
●GPマークには認定工場番号を表示し、トレーサビリティの確保による社会的信頼が得られるよう配慮されています。
●GPマーク使用料は無料です。また環境に配慮した印刷製品の製作について、グリーンプリンティング認定工場に相談することができます。
●3種類のGPマーク(スリースター、ツースター、ワンスター)によって、製造工程と印刷資材の環境配慮の度合いが一目で分かるようになっています。
 
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● GPマークを表示するには
印刷製品にGPマークを表示したい場合は、GP認定工場にご相談下さい。GP認定工場が製造し、印刷製品の資材(紙、インキ等)が基準に適合していれば、無料で表示することができます。
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● GPマーク表示の条件
(1)GPマーク表示の要件と仕組み
GPマーク表示の条件を整理し、図にしました(本図はオフセット印刷部門の例です。シール、グラビア、スクリーン印刷部門では工程と資材名が本図と異なります)。GPマークの表示には、製造の要件として製造工程の環境配慮(GP認定工場による製造)と、資材の要件として印刷資材の環境配慮(グリーン基準適合資材の使用)が必要であり、GP認定工場が責任をもって行っています。本部事務局は、GP認定工場の表示状況を確認しています。
(2)GPマークの種類と環境配慮
平成21年10月1日からGPマークがスター(星)付きの3種類になっています。スターの数が増えるほど、環境配慮の度合いが高いことを示しています。GPマークの種類と表示のために必要とされる要件(環境配慮)は次のとおりです。
GPマーク
の種類
ワンスター ツースター スリースター
製造工程の環境配慮(注) 少なくとも印刷工程がGP工場 全工程がGP工場 全工程がGP工場
印刷資材の環境配慮 水準2以上の
印刷資材
水準2以上の
印刷資材
水準1の印刷資材
(水準の区分が無い場合はその基準)
(注)印刷発注者様が印刷原稿・版下を用意されている場合等は、GP工場が受け取った後の工程が全てGP工場であれば、ツースターまたはスリースターになります。
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● 製造工程の環境配慮とは
印刷製品の製造工程の流れとGP認定工場が行っている環境配慮(各工程のグリーン基準)について、オフセット印刷部門の例をまとめました。参考にして下さい。
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● 印刷資材の環境配慮とは
(1)オフセット印刷サービスグリーン基準(資材)
オフセット印刷製品に使用される印刷資材の環境配慮については、日印産連グリーン基準によって細かく決められています。印刷製品に使用する資材が全て本基準に適合することが、GPマーク表示の条件となります。
  グリーン原則 グリーン基準
用紙 ①再生循環資源を利用した紙または省資源の紙を使用している
(ただし冊子状のものは表紙を除く)
<水準-1>・古紙パルプ配合率60%以上+残りが森林認証パルプ、または総合評価値80以上
<水準-2>・古紙パルプ配合率20%以上、または森林認証紙、非木材紙、間伐材紙、薄葉紙
②古紙再生阻害要因の改善に配慮している
<水準-1>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のB、C、Dランクの資材を使用しないこと
<水準-2>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のC、Dランクの資材を使用しないこと
③ 再生紙の製造に積極的に取組んでいる企業から調達する ・古紙を再生紙原料として積極的に受け入れている企業から調達すること
インキ ① 人体に危害を及ぼす物質を使用していない ・印刷インキ工業連合会のNL規制に適合すること
② PRTR指定化学物質を考慮している
<水準-1>・PRTR指定物質を使用していないこと
<水準-2>・PRTR指定物質を特定していること(MSDSを備えている)
③ VOC発生を抑制している
(ヒートセットオフ輪インキ以外のオフセット印刷用インキの場合)
<水準-1>・ノンVOCインキまたはUVインキ
<水準-2>・植物油インキまたはigインキ(インキグリーンマーク表示インキ)
④ 持続可能な資源を使用している
(ヒートセットオフ輪インキの場合)
・植物油インキまたはigインキ(インキグリーンマーク表示インキ)
⑤ 古紙再生阻害要因の改善に配慮している
<水準-1>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のB、C、Dランクの資材を使用しないこと
<水準-2>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のC、Dランクの資材を使用しないこと
表面加工材料 ① VOC発生を抑制している ・無溶剤タイプまたは低VOCタイプの塗料
② 古紙再生阻害要因の改善に配慮している ・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のC、Dランクの資材を使用しないこと
③ 省資源に取組んでいる ・長期使用、強度保持等の観点から、使用形態にあった表面加工を選択すること
・メーカー標準品を使用すること
製本材料 ① 古紙再生阻害要因の改善に配慮している
<水準-1>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のB、C、Dランクの資材を使用しないこと
<水準-2>・「古紙リサイクル適性ランクリスト」のC、Dランクの資材を使用しないこと
※ 平成29年4月1日に基準の一部を改定しています。
⇒日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準(資材)(PDF)
(2)シール、グラビア、スクリーン印刷サービスグリーン基準(資材)
シール、グラビア、スクリーンの各印刷製品に使用される印刷資材の環境配慮については、それぞれの日印産連グリーン基準によって細かく決められています。
⇒日印産連「シール印刷サービス」グリーン基準(資材)(PDF)
⇒日印産連「グラビア印刷サービス」グリーン基準(資材)(PDF)
⇒日印産連「スクリーン印刷サービス」グリーン基準(資材)(PDF)
(3)印刷物資材「古紙リサイクル適性ランクリスト」規格
古紙リサイクルの促進を図るため、印刷物資材の古紙リサイクル適性について印刷業界及び製紙・古紙関連・インキ・印刷機械業界による規格が制定されています。印刷・情報用紙への印刷時に使用される紙、インキ、加工材などの印刷物資材の古紙リサイクル適性(紙用、板紙用、不適等)を4段階にランク付けしました。これはグリーン基準の中で採用されています。印刷物製作、古紙排出の際の参考にして下さい。なお、平成21年3月18日に一部改定されています。
⇒印刷物資材「古紙リサイクル適性ランクリスト」規格(平成21年3月18日改定版)(PDF)
⇒別紙/ファンシーペーパー・抄色紙の判定基準(平成22年2月15日改定版)(PDF)
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● GP印刷製品の普及
GPマークを表示した環境配慮印刷製品であるGP印刷製品の普及状況をグラフにしました。
7億部以上の印刷製品にGPマークが表示されています。

GPマーク表示印刷件数及び表示印刷部数の伸び(オフセット印刷製品)
集計期間 対象工場数
(A)
表示工場数 表示件数 印刷部数
工場数(B) 比率(B/A) 件数(C) 平均(C/B) 部数(D) 1工場平均
(D/B)
1件平均
(D/C)
H18下期 44 15 34.1% 72 4.8 1,808,650 120,577 25,120
H19上期 64 29 45.3% 420 14.5 15,252,300 525,941 36,315
H19下期 89 35 39.3% 564 16.1 14,728,109 420,803 26,114
H20上期
104 38 36.5% 730 19.2 25,360,345 667,378 34,740
H20下期
123 48 39.0% 877 18.3 29,248,873 609,352 33,351
H21上期
132 59 44.7% 771 13.1 17,528,040 297,085 22,734
H21下期
162 66 40.7% 869 13.2 26,441,311 400,626 30,427
H22上期
181 73 40.3% 801 11.0 26,484,815 362,806 33,065
H22下期
198 73 36.9% 725 9.9 30,934,515 423,760 42,668
H23上期
216 74 34.3% 753 10.2 17,973,265 242,882 23,869
H23下期
219 75 34.2% 753 10.0 22,138,680 295,182 29,401
H24上期
235 92 39.1% 790 8.6 13,880,368 150,874 17,570
H24下期
243 88 36.2% 878 10.0 22,366,074 254,160 25,474
H25上期
244 87 35.7% 1,265 14.5 13,954,781 160,400 11,031
H25下期
244 84 34.4% 1,656 19.7 15,216,135 181,144 9,188
H26上期
249 92 36.9% 1,482 16.1 15,843,098 172,208 10,690
H26下期
270 96 35.6% 1,628 17.0 12,393,296 129,097 7,613
H27上期
277 102 36.8% 1,995 19.6 15,543,297 152,385 7,791
H27下期
280 100 35.7% 1,858 18.6 20,798,958 207,990 11,194
H28上期
283 105 37.1% 1,835 17.5 19,008,435 181,033 10,359
H28下期
286 102 35.7% 1,876 18.3 24,071,491 235,995 12,886
H29上期
294 107 36.4% 1,915 17.9 27,430,375 256,359 14,324
H29下期
307 119 38.8% 2,251 19.0 33,797,314 284,011 14,941
H30上期
305 110 36.1% 2,552 23.2 60,946,940 554,063 23,882
H30下期
309 106 34.3% 2,881 27.2 69,611,508 656,712 24,162
R01上期
313 100 31.9% 2,585 25.9 60,747,216 607,472 23,500
R01下期
318 106 33.3% 2,616 24.7 65,973,631 622,393 25,219
累 計
- 207 - 37,398 180.7 719,481,820 3,475,758 19,239
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● GP環境大賞・GPマーク普及大賞・GP資機材環境大賞
(1)GP環境大賞
GP環境大賞は、地球環境への負荷低減に熱心に取り組み、GP認定制度への深い理解と制度の積極的活用をしていただいている企業・団体(印刷クライアント様)に敬意と感謝の意を込めて授与するものです。GPマークを表示した印刷製品をより多く発行した企業・団体に授与しています。
<2020 GP環境大賞>  
NTTタウンページ株式会社
大阪商工信用金庫
埼玉県議会
東京都
<2020 GP環境準大賞>  
株式会社ジェイアール東日本企画
東武鉄道株式会社
プレミアアンチエイジング株式会社
武蔵野大学
レインボー薬品株式会社
 
(2)GPマーク普及大賞
GPマーク普及大賞は、GPマーク表示にもっとも貢献したGP認定工場を他の工場の模範として表彰するものです。GPマーク表示印刷製品をより多く受注し、GPマーク普及に貢献したGP認定工場(印刷会社)に授与しています。     
<2020 GPマーク普及大賞>
NTT印刷株式会社
六三印刷株式会社
<2020 GPマーク普及準大賞>  
伊藤印刷株式会社
岩岡印刷工業株式会社
株式会社笠間製本印刷
株式会社太陽堂印刷所
株式会社文伸
 
<2020 GPマーク普及大賞奨励賞>
精英堂印刷株式会社
 
(3)GP資機材環境大賞
GP資機材環境大賞は、GP資機材認定製品を積極的に提供していただいている資機材メーカーを表彰するものです。GP資機材認定製品の登録が最も多い資機材メーカーに対し、資材、機材の部門別に授与しています。    
<2020 GP資機材環境大賞(資材部門)>
東京インキ株式会社
 
<2020 GP資機材環境大賞(機材部門)>
株式会社リコー
 
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認定状況
GP認定工場 社
GP資機材  製品
 
GPマークの仕組み
❶ 環境配慮の度合いを示します。(3段階)
❷ GPマークは、印刷製品の製造工程と印刷資材が環境配慮されていることを示しています。
❸ GPマークの下には印刷製品を製造した認定工場の認定番号が記されています。
お問い合わせ先
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〒104-0041
東京都中央区新富1-16-8
日本印刷会館3階 
日印産連グリーンプリンティング認定事務局 ※3階に移転しました。
TEL:03-3553-6123
FAX:03-3553-6145
Email:gp-nintei@jfpi.or.jp

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