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年次動向
年 次 動 向
経済産業省が毎年調査・公表する「工業統計」のほか、内閣府、 財務省、総務省、観光庁、日本銀行等の省庁 が公表する統計データの他、各業界団体等が公表する統計データなどを基に、印刷業の動向のほか、国内経 済動向から印刷業の需要先である市場の動向、及び印刷業に関わる資材機材業の動向について年間の実績 をまとめたものを公表しています。■「マーケティング・データ・ブック」
経済産業省が発表した「工業統計調査」を基に、印刷業及びその関連産業に関わる年間の統計データを集約した「マーケティング・データ・ブック」を販売しています。
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「マーケティング・データ・ブック2020 Vol.18」
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■年次動向概要
●2019年工業統計調査を基にした日本の印刷産業の概況を掲載
1. 印刷産業の位置・規模(2019年工業統計調査 産業編)
2018年の事業所数、従業員数、製品出荷額等を調査した経済産業省「2019年工業統計調査」が2020年8月07日、25日に公表されました。
8月07日に公表された「産業編」によると、印刷・同関連業(印刷産業)の従業員4人以上の事業所数は、製造業24業種中、金属製品、食料品、生産用機械、プラ製品、繊維に次いで6番目に多く、全製造業の5.3%(2019年6月01日調査時点)を占めています。
また、従業員3人以下の事業所を含めた印刷産業の2018年の事業所数は、21,247ヶ所(対前年比▲4.3%)となり、製品出荷額は4兆9,829億円で5兆円を切り、対前年比も▲4.9%と減少しました。

出典:経済産業省 2019年工業統計調査 産業編より
(注)
・製版業とは、主としてオフセット版、とっ版、グラビア版、スクリーン版などの印刷原版又は刷版を製造する事業
所をいう。
・印刷物加工業とは、主として印刷物の光沢化工、裁断、箔押しなどの加工を行う事業所をいう。
・印刷関連サービス業とは、主として校正刷り、刷版研磨などの印刷・同関連業にかかわる補助業務を行う事業所を
いう。
(日本標準産業分類より)
2.印刷産業の出荷高・事業所数・従業員数の推移
2018年の事業所数、従業員数、製品出荷額等を調査した経済産業省「2019年工業統計調査 産業編」が2020年8月07日に公表されました。
これによると、従業員数3人以下の事業所も含めた2018年の印刷産業の事業所数は21,247ヶ所、従業員数は276,505人、出荷額は4兆9,829億円となりました。
2008年の出荷額は6兆9,037億円であったため、10年間で1兆9,208億円の減少となりました。

出展:経済産業省 2019年工業統計調査 産業編より
3. 印刷産業の主要4品目産出事業所数(2019年工業統計調査 品目編)
8月25日に公表された「品目編」によると、2018年の印刷方式による品目ごとの事業所数は、活版737ヶ所(対前年
比▲3.9%)、オフセット6,022ヶ所(対前年比▲3.6%)、グラビア278ヶ所(対前年比▲4.8%)、特殊印刷(紙以外の
もの)1,228ヶ所(対前年比1.4%)となり、特殊印刷以外では前年を下回りました。。
また、主要4品目の事業所数の中ではオフセットがもっとも多く、前年同様72.9%の割合を占めています。

出典:経済産業省 2019年工業統計調査 品目編より
(注)
・経済産業省の工業統計表・産業編は全事業所を対象とした統計、品目編は従業員4人以上の事業所を対象とした
統計。
・特殊とは、紙以外のものに対する特殊印刷物をいい、紙以外の印刷業とは、主として紙以外に各種の印刷を行う
事業所をいう。
〇プラスチックフィルム印刷業
○金属印刷業
○布地印刷業
(日本標準産業分類より)
・詳細については年報「マーケティング・データ・ブック」をご覧下さい。
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